川崎と同組の大邱FCが7発大勝!元鳥栖アン・ヨンウは2得点「フリーキックに自信」【一問一答】

大邱(テグ)FCは6月29日(日本時間)、ウズベキスタンのブニョドコル・スタジアムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループI第2節でユナイテッド・シティに7-0で勝利した。

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前半はFWセジーニャ(31)の先制ゴールを皮切りにFWエドガー(34)、DFキム・ジンヒョク(28)の得点で3-0とし、後半も途中出場のMFアン・ヨンウ(29)の2ゴール含む4得点を挙げ、大勝に成功した。

第2節では川崎フロンターレも北京FC相手に7-0と大勝。グループIは2試合終えて川崎が首位をキープし、大邱FCが3ポイント差で2位につけている。

なお、大邱FCは来る7月2日の第3節で北京FCと対戦する。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)イ・ビョングン監督

ユナイテッド・シティ戦の試合後記者会見には、大邱FCからイ・ビョングン監督とアン・ヨンウが出席。

イ・ビョングン監督は去る27日の初戦で川崎に敗れて以降、「選手たちがバテずに今回の試合の準備をしてくれた」とし、「2位でも決勝トーナメントに進むには得点に注力しなければならない」と、大量得点に成功した選手たちを称えた。

2020シーズン終了後にサガン鳥栖を退団し、今年1月から大邱FCに加入したアン・ヨンウは、この日2得点の活躍でチームの勝利に貢献した。

特に、1点目はペナルティエリア手前から直接フリーキックを沈めるなど、途中出場から印象的なプレーを披露。今回の2得点が、アン・ヨンウの大邱FC加入後初ゴールだった。

アン・ヨンウは記者会見で、「フリーキックには自信があったので、(同じキッカーの)セジーニャに“僕が蹴っても良いか?”と伝えた。結果的にゴールが決まって嬉しい」と、1点目を決めた背景についても語っていた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)2得点の活躍を見せたアン・ヨンウ(中央)

「大邱サッカーのカラーを見せてくれた」

以下、イ・ビョングン監督、アン・ヨンウとの一問一答。

―今日の試合の感想は。

イ・ビョングン監督「初戦で敗れてから、選手たちがバテずに今回の試合の準備をしてくれた。選手たちに感謝したい。ただ、まだ初勝利であるし、試合も多く残っている。油断したり不足したりすることなく試合に備える。2位まで決勝トーナメント進出の可能性があるので、残り試合に向けてしっかり準備したい」

アン・ヨンウ「タイトな日程とともに今日は暑い天気だったが、選手全員で頑張って勝利することができたし、チームの勝利に役立つゴールを決められて嬉しい。残り試合も頑張って良い姿を見せたい」

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)アン・ヨンウ

―前半を3-0で終えた当時、選手たちに伝えたことは。

イ・ビョングン監督「特別な話はしていない。我々がグループ首位で決勝トーナメントに進めれば良いが、2位でも進出するためには得点に注力しなければならない。組織的な部分と精神的な部分で協力しようと伝えた。我々にできる大邱サッカーのカラーを見せてくれたようだ。一つより二つ、二つより三つと、一緒にできることを生み出してほしいと注文した」

―1、2得点目は前線からのプレスから生まれたゴールだが、選手たちにプレスを強調したのか。

イ・ビョングン監督「相手も3バックを敷いていて後ろで回すことが多く、そのうち体力が消耗すると感じた。試合が進むにつれて我々の選手にやってみる価値があると感じたし、選手同士でそのような部分を自ら話し合ったと思う。選手たちに基本的なことは伝えているが、ピッチ上でのタイミングについては私から大きく注文はしていない」

―暑い天気がチームにどのような影響を与えたか。

イ・ビョングン監督「韓国を出発する前から、ウズベキスタンの天気が暑くて乾燥していることは知っていた。ただ、そういう天気の方が我々のチームにとって有利ではないかと思った。大邱は夏の天気がタシケントのように蒸し暑く、韓国で“テプリカ(テグ+アフリカ)”と呼ばれているほどであるため、それほど心配はなかった。大会期間はホテルにずっと閉じ込められ、食べ物も合わず初めはお腹を壊す選手もいたが、今は問題ない。生活的に退屈かもしれないが、選手たちはよく適応している」

―ACLのような国際大会では1ゴールを決めることも大変なのに、今回の試合で2ゴールも挙げた。

アン・ヨンウ「大邱FC移籍後初ゴールだ。練習していたことを見せられて嬉しく思う。フリーキックには自信があったので、(同じキッカーの)セジーニャに“僕が蹴っても良いか?”と伝えた。結果的にゴールが決まって嬉しい。これからもゴールやアシストをたくさん記録したい」

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