苦境が続く“韓国のメッシ”イ・スンウ、来季の去就は?「完全移籍オファーを受けた」と伊メディア

韓国代表FWイ・スンウ(23、ポルティモネンセ)の去就に海外メディアが注目している。

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イタリアメディア『トゥットメルカート』は5月11日(日本時間)、イ・スンウがポルティモネンセから完全移籍のオファーを受け、頭を悩ませていると伝えた。

同メディアは「シント=トロイデンからレンタル移籍でポルトガルに移ったイ・スンウは、ポルティモネンセから完全移籍のオファーを受けた」とし、「ただ、1部残留が決まっていないことから、まだ最終決定は下していない」と伝えた。

イ・スンウは欧州でのプレーを希望

バルセロナ下部組織出身のイ・スンウは、かつては“韓国のメッシ”と将来を嘱望された逸材の1人。だが、バルセロナでのトップチーム昇格は叶わず、2017年にイタリア・セリエAのエラス・ヴェローナでプロデビューした。

2019年8月からはベルギーのシント=トロイデンへ移籍したものの、主力に定着するまでは至らず。そして今年2月、プリメイラ・リーガのポルティモネンセにレンタル移籍で加入していた。ただ、負傷の影響もあって、ここまで4試合の出場(いずれもベンチスタート)にとどまっている。

イ・スンウ

同メディアは「イ・スンウは複数クラブの関心を受けている。今冬の移籍市場では韓国やUAE、MLS(アメリカ)からオファーを受けたが、欧州でのプレーを希望したことで断った」とし、「今は来る夏の移籍市場を考慮し、自身の未来を慎重に考えている」と報じた。

ユース時代の期待とは裏腹に低調なプロキャリアが続くイ・スンウ。本人は欧州残留を強く希望しているが、果たして来シーズンもその姿を見ることはできるのだろうか。

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