イ・ガンインにも感染疑惑が浮上…新型コロナウイルスの悪夢に苦しむ韓国代表選手たち

サッカー韓国代表が直面した“コロナ悪夢”はまだ終わっていない。

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スペインメディア『デポルテ・バレンシアーノ』が報じたところによると、バレンシア所属の韓国代表MFイ・ガンイン(19)は、チームメイトのMFデニス・チェリシェフ(29)とともに新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受け、自主隔離中だという。

2選手は、去る12月8日(日本時間)に行われたラ・リーガ第12節エイバル戦の招集メンバーにも含まれなかった。

(写真提供=韓国サッカー協会)イ・ガンイン

バレンシアは1日、「トップチームを対象にした新型コロナ検査で疑わしい事例が出た。疑わしい選手及び濃厚接触者は防疫指針に従って隔離に入った」と発表。イ・ガンインはクラブの発表後、チーム練習から外れて練習場を離れる姿が捉えられ、感染が憂慮されていた。

バレンシアは公式の立場を示していないが、地元メディアはイ・ガンインの新型コロナ感染を既成事実として受け止めている。

「代表で新型コロナに感染した可能性がある」

イ・ガンインは、クラスターが発生した11月の韓国代表オーストリア遠征に同行。先発出場はなかったが、メキシコ代表戦、カタール代表戦のいずれも後半から途中出場した。

当時の新型コロナ検査では陰性判定を受け、バレンシアに問題なく復帰していた。ただ、新型コロナの潜伏期間が2週間であることを考慮すれば、代表チームで感染した可能性がある。

(写真提供=韓国サッカー協会)

韓国代表はGKチョ・ヒョヌ(29、蔚山現代)をはじめ、FWイ・ドンジュン(23、釜山アイパーク)、MFファン・インボム(24、ルビン・カザン)、MFクォン・チャンフン(26、フライブルク)、DFキム・ムンファン(24、釜山アイパーク)、MFナ・サンホ(24、城南FC)が新型コロナに感染。

国際Aマッチ終了後には、FWファン・ヒチャン(24、ライプツィヒ)の感染も確認。これにより、韓国代表選手の感染者は計7人となっていた。

韓国代表は内科専門医を主治医として送るなど、防疫に力を注いだが、新型コロナ感染を防げなかった。しかも、多くの国から選手たちが合流したため、感染経路の把握もできなかった。

もちろん、イ・ガンインがバレンシア合流後に新型コロナに感染した可能性もある。

バレンシアでは、チェリシェフが先月末に新型コロナ感染者に分類された。なお、イ・ガンインが先月22日のラ・リーガ第10節で一緒に先発出場していた。

とあるクラブAの主治医は「個人差はあるが、新型コロナの潜伏期間は最大2週間程度になる。断定はできないが、代表で感染した可能性がある。ただ、感染経路を把握するのは容易ではないだろう」と見解を述べた。

(写真提供=韓国サッカー協会)ファン・ヒチャン

国際Aマッチ終了後に陽性反応が確認されたファン・ヒチャンも、依然として新型コロナの余波にさらされている。

ライプツィヒは9日、公式ホームページで「ファン・ヒチャンはまだ出場できない。新型コロナの影響で苦しい状況にある」と伝えた。

ファン・ヒチャンは今月初めにチーム練習に合流したが、未だ正常なコンディションを取り戻せていないようだ。

オーストリア遠征中に韓国代表を苦しめた新型コロナの悪夢は、今も代表選手たちを揺さぶっている。

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