“韓国のメッシ”はKリーグの誘いを蹴ってシント=トロイデンに戻った…その理由は?

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“韓国のメッシ”とも呼ばれたイ・スンウ(シント=トロイデン)が欧州で挑戦を続けていく。

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サッカー界の複数の関係者によると、イ・スンウは最近、韓国Kリーグのとあるクラブから関心を受けた。サイド攻撃の強化を望んでいたそのクラブは夏の移籍市場を通じてイ・スンウを獲得し、チーム戦力の強化はもちろん、彼のスター性まで活用してマーケティングにも力を入れる計画を構想した。

そのクラブはイ・スンウの移籍金を支払える資本力を持っており、現実性も十分にあった。

イ・スンウはここ2~3年は苦しい時期を過ごしているが、世代別代表を経て若くからA代表でも活躍した実力と可能性のある選手だ。さらにイ・スンウは韓国で知名度が非常に高い選手の1人でもある。実力と大衆性を兼ね備えているため、興行面でも大きな助けになる可能性が高い。

イ・スンウが欧州挑戦を選択した理由

Kリーグでは6月25日から7月22日まで選手登録をすることができる。イ・スンウもベルギーのシント=トロイデンと協議して完全移籍したり、レンタルを通じたりしてKリーグ行きが可能な状況ではあった。

韓国代表としてプレーするイ・スンウ(左)

しかしイ・スンウはKリーグを選択肢とせず、ベルギーに向かった。

イ・スンウの事情に明るいサッカー関係者は、「選手に話を聞いてみると、ヨーロッパでずっと挑戦するという意思がしっかりしていた。この機会にKリーグに来るのもいいが、まだヨーロッパでプレーしたい気持ちが大きいようだった。シント=トロイデンに新しい監督が来たので、雰囲気も変わると期待している。主力としてプレーすることができるのであれば、ベルギーも良い舞台であるため、十分に理解できる選択だ」と述べた。イ・スンウは去る6月5日に出国し、次シーズンに備えたチームのトレーニングを消化している。

イ・スンウは2019-2020シーズン、ベルギー・ジュピラーリーグで4試合出場にとどまった。実際にプレーした時間は200分ほどで、出場機会を多く掴むことができなかった。イタリアのエラス・ヴェローナで困難な時間を過ごしたことに続き、ベルギーでも試練を経験した。

事実上、出場時間がほとんどなかったため、試合に出られるのであれば韓国に戻ってくることも悪い選択肢ではなかった。最も試合経験を積むべき年齢にプレーできなければ、選手の成長は停滞するものだ。

1998年生まれのイ・スンウは、Kリーグのローカルルールである22歳以下の義務出場に該当する。ひとまず今季まではレギュラー争いを有利に進めることができる。以前もイ・スンウはKリーグについて言及し、大きな関心を集めた。

それでもKリーグへの関心を残したまま、イ・スンウはベルギーでの挑戦を選択した。

シント=トロイデンはオフシーズンに司令塔と決別し、オーストラリア出身でメルボルン・ビクトリーを6年間率いたケヴィン・マスカット監督を内定した。新監督が来るのでイ・スンウのレギュラー争いも、イチから開始できると考えられる。イ・スンウにとってはポジティブな要素だ。

去る6月16日、とあるベルギーメディアはイ・スンウを2020-2021シーズンのシント=トロイデンの中核FWとして名指しし、新監督体制におけるキープレーヤーとした。たしかにチーム内の雰囲気には変化も見られる。果敢な挑戦を選択したイ・スンウに、昨シーズンとは異なる流れが生まれる可能性は十分にある。

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