大谷翔平が遅れて安打1本を打ったが、勝負の行方はすでに決まっていた。自尊心に傷がつき、ロサンゼルス・ドジャースは3連敗に陥った。
大谷は4月9日(日本時間)、敵地ナショナルズ・パークで行われたワシントン・ナショナルズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5打数1安打、2三振を記録した。
前日の8日には今季4号目となる本塁打含む3安打を放ち、猛打賞を記録していた大谷。この日も2試合連続で安打を放ったが、シーズン打率は「0.311」から「0.300(50打数15安打)」に下がり、OPS(出塁率+長打率)も「1.081」から「1.017」へとダウンした。
1打席目はナショナルズの新人右腕ブラッド・ロード(25)の前に空振り三振。フルカウントからの6球目、内角に入った153.5kmのストレートにバットが空を切った。3回の2打席目も、ロードが4球目に投じた外角スライダーにタイミングを崩され、2打席連続の三振を喫した。
5回一死走者なしの場面では、ナショナルズ3番手オルランド・リバルタ(27)の外角チェンジアップを引っ張って一二塁間を破りかけたが、相手二塁手ルイス・ガルシア(24)のスライディングキャッチに阻まれ、内野ゴロに倒れた。
7回もリバルタの外角低めのシンカーを逆方向に返したが、左方向へのライナーで打ち取られた。
そして、9回の最終打席でようやく安打が出た。ナショナルズ4番手ジャクソン・ラトレッジ(26)の4球目、内角高めのカットボールを引っ張り、右前安打に繋げた。
しかし、大谷が沈黙のなかでドジャースは2-8の完敗を喫した。チームはこれで3連敗となり、通算成績は9勝4敗。先発ジャスティン・ロブレスキ(24)が5回を投げて被安打8(うち本塁打2)、3四球、4奪三振、8失点と崩れ、今季3敗目(1勝)を喫した。
打線では、アンディ・パヘス(24)が今季1号目となる本塁打含む3打数2安打、1打点、1四球、3出塁と奮闘したが、勝利にはつながらなかった。
一方、ナショナルズ先発ロードはメジャー初先発ながら3回を投げて2被安打、2四球、4奪三振、無失点と好投。大谷からキャリア初の奪三振含む2打席連続三振を奪うなど、鮮烈な活躍を見せた。
打線では、ジェームズ・ウッド(22)が本塁打2本を含む4打数3安打、5打点、1四球と爆発。チームはこれで4連勝となり、通算5勝6敗で勝率5割復帰に大きく前進した。
(記事提供=OSEN)
■【写真】大谷翔平も目撃!韓国女優の“ぴっちりレギンス始球式”
前へ
次へ