大谷翔平とドナルド・トランプ大統領の対面に韓国メディアも反応している。
『MLB.com』が4月8日(日本時間)に伝えたところによると、ドジャースの選手・監督が7日にホワイトハウスを訪問し、トランプ大統領と対面した。
選手と対面したトランプ大統領は「今シーズンも本当に好調にスタートしたのを見ると、皆さんが再びこの場に戻ってくることになると確信している。来年もまた来ることを願っている」とし、ドジャースのワールドシリーズ制覇を祝福した。なお、MLBでは2000年からニューヨーク・ヤンキースが3連覇を達成して以降、連続優勝を果たした球団はない。
また、トランプ大統領は大谷翔平に言及し、「MLB史上、“40-40(40本塁打&40盗塁)”はごく少数の選手だけが達成した業績だ。満場一致のナ・リーグMVPに輝いた大谷翔平はさらに偉大なことをやり遂げた。史上初の“50-50”を達成した」と昨季の活躍を称賛。大谷本人とも握手を交わした。
トランプ大統領が「オオタニ」と名前を口にすると、ホワイトハウスには歓声が響き渡った。この光景に大統領は「映画スターのようだ」と言って笑ったという。
この日、トランプ大統領は大谷のほか、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、トミー・エドマン、キケ・エルナンデス、テオスカー・ヘルナンデス、山本由伸、ブレイク・トレイネンなどにも言及した。
ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は過去に「例え優勝してもトランプ政権のホワイトハウスには訪問しないこともあり得る」と発言していたが、今回は球団として早期にホワイトハウス訪問を決定した。
ロバーツ監督は「我々の組織全体で行くと決めた。私もその決定を支持している。今回の訪問は、2024年の優勝チームを称えるための場だ。私も誇りに思っており、我々の選手、コーチ、オーナー、フロントスタッフ全員でともにするだろう。我々は優勝チームを祝福する時間を楽しみにしている」と語った。
ドジャースのエースであるクレイトン・カーショウは、球団を代表して背番号47の入ったドジャースのユニホームをトランプ大統領に贈呈した。この番号は、トランプ大統領がアメリカの第47代大統領であることにちなんだものだ。
カーショウは「昨シーズン、選手やスタッフが見せてくれた利他心と献身は多くのインスピレーションをもたらした。選手たちはケガを抱えながらも出場し、ポジションを変え、チームのために喜んでマウンドに立った。私は昨年のワールドシリーズ優勝への道のりに感嘆を禁じえなかった」と振り返った。
そして、「この場にいる選手たちの中で、誰も自分自身についてこのような話をすることはないだろう。ドジャースが2024年に私にそうしてくれたように、今後も多くの人にインスピレーションを与える存在であってほしい。スポーツだけでなく、自分自身より他人を先に考える人生において、態度から我々がインスピレーションになれば良い。それがチーム、そして我々の社会を前進させる」とスピーチを締めくくった。
(記事提供=OSEN)
■【写真】大谷翔平も目撃!韓国女優の“ぴっちりレギンス始球式”
前へ
次へ