プレミア12で早期敗退した韓国野球。最新の世界ランキングで、日本や台湾との格差がさらに広がってしまった。
WBSC(世界野球ソフトボール連盟)は11月28日、最新の「WBSC/KONAMI男子野球世界ランキング」を発表した。同ランキングでは、台湾の初優勝で終了した「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」までの結果が反映された。
プレミア12で早期敗退に終わった韓国は4487ポイントとし、前回9月の6位から順位変動がなかった。日本や台湾と同居したオープニングラウンドで3勝2敗の3位に終わったため、807ポイントを追加するにとどまった。
一方、成人の国際野球大会で初優勝した台湾は5498ポイントとし、メキシコとの2位タイから単独2位に躍り出た。プレミア12の優勝で1380ポイントを一気に積み上げた。
9月まで台湾と438ポイント差だった韓国だが、今回の結果で1011ポイント差とさらに広がってしまった。
プレミア12決勝で台湾に敗れ、国際大会の連勝記録が「27」でストップした日本は、6866ポイントで1位こそキープしたが、台湾との差は9月の1638ポイントから1368ポイントにまで縮まった。
なお、1位の日本、2位の台湾以下では、ベネズエラが4846ポイントを獲得し、メキシコを抜いて同国最高順位となる3位に浮上した。一方、プレミア12でオープニングラウンド敗退に終わったメキシコは4729ポイントで4位に転落。アメリカは4691ポイントで5位をキープした。
84カ国を対象としたWBSCノ世界ランキングは、U-12代表から成人代表まで、各国が直近4年間の国際大会で収めた成績で決定する。同ランキングは、WBSC主管の国際大会の組み合わせやシード配分の基準にもなる。
ポイント配分は、WBSCが主管するプレミア12が1200ポイントで最も多く、MLB機構が主催するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)も1000ポイントを与える。
両大会の優勝国は、それぞれ180ポイント、150ポイントのボーナスポイントも加わる。また、世代別の大会はU-12、U-15、U-18、U-23の優勝国がそれぞれ345ポイント、460ポイント、575ポイント、690ポイントを獲得する。
(記事提供=OSEN)
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