ドイツの戦犯は厳格に扱いながら、アジアの戦犯に対してはそれほどの関心がない。ヨーロッパをはじめとする海外の無関心が、アジアに傷を与えている。
【画像】堂安律の獲得を伝えたPSVが旭日旗を掲載→韓国ファンが猛抗議
オーストリアのザルツブルクから日本代表・南野拓実を獲得したリバプールは12月20日、公式ホームページを通じて南野の移籍を正式発表した。
しかし問題は、旭日旗の画像を移籍ニュースとともに掲載した動画だった。
南野の獲得を伝えるニュースの下には、1編の動画が掲載された。1981年、日本の東京国立霞ヶ丘陸上競技場で行われたインターコンチネンタルカップ(クラブW杯の前身)で、フィル・トンプソンとジーコの活躍に注目するドキュメンタリー動画であった。
その動画のサムネイルの背景画像に、旭日旗が使用されたのだ。
韓国をはじめとするアジア圏の国々が反応せざるを得ない問題だろう。
ヨーロッパではドイツの戦犯に関連したものを厳密に扱っている。しかし日本の旭日旗に対しては、そういった配慮はない。
リバプールには韓国サッカーファンの抗議が殺到し、そのサムネイルを変更された。それでも韓国サッカーファンはリバプールに謝罪とともに、再発防止の約束を求めている。
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