「すべてが用意されたときに行く!」
米国女子ツアーの「クォリファイング(Q)シリーズ」をトップ通過した“ホット・シックス”ことイ・ジョンウンが、11月6日に韓国に帰国し、米国進出などについて考えを明らかにした。
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イ・ジョンウンは同4日までノースカロライナ州のパインハーストリゾートで行われた「Qシリーズ」で、出場選手102人のうち1位となり、来季のフルシード権を手にした。
しかし、イ・ジョンウンは依然として、「まだ米国ツアーに進出するかどうかは決めていない」とし、「いまはほぼ50対50」と慎重な態度を見せた。
以下はイ・ジョンウンとの一問一答。
――Qシリーズをトップ通過した。感想は。
8ラウンドが本当にいつ終わるかと思っていたが、満足できる結果を出して韓国に帰ってこられてうれしい。8ラウンドは初めてだったが、精神的に大変だった。もしも序盤から私がカットラインである45位より下に入っていたらもっと大変だっただろうが、序盤から上位圏に入り、比較的、楽にプレーできた。
――米国進出をずっと悩んでいると話していたが、まだ決められていないのか。
LPGAに進出するためにQシリーズに臨んだのではないし、まだ言葉や家など、いろいろと準備ができていない。すべてが準備されたときに行くのが正しい選択だと思う。
――米国へ行くことを悩む最も大きな要因を挙げるとしたら?
一番は、米国へ行くと、友人や韓国にいる私が好きな人に会えず、ゴルフばかりしなければならないことだ。私がまだゴルフを楽しむことができないのに、そんな状況で米国へ行って耐えられるだろうかとためらっている。家族と離れて一人で過ごす準備もできていなければならない。たぶん、両親が一緒に行くのは難しいだろう。
――そういった環境的な部分を別にして、純粋に個人的に判断するとしたらどうか。