横浜F・マリノスユース出身で現在は全南(チョンナム)ドラゴンズに所属するDFユ・ジハ(24)が、韓国Kリーグ2(2部)の週間MVPに選ばれた。
Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、9月16~17日に行われたKリーグ1(1部)第30節、Kリーグ2(2部)第31節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第30節のMVPは浦項(ポハン)スティーラーズのブラジル人FWゼカ(25)だ。
ゼカは9月16日、浦項スティールヤードで行われた水原(スウォン)FC戦で2得点を記録し、チームを2-0の勝利を導いた。
ゼカは前半28分、ブラジル人DFヴァンデルソン(34)が左から上げたクロスを左足で合わせて先制ゴールを決めた。さらには同44分、ハーフウェイラインから素早く水原FCの右サイドに攻め込むと、最後は右足で低い弾道のシュートを放ち、自身2点目をを記録した。
ベストマッチは16日、全州(チョンジュ)ワールドカップ競技場で行われた全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース対江原(カンウォン)FCの試合だ。
試合は前半5分にグスタヴォのPKで全北が先制したが、江原が前半アディショナルタイムの間にブラジル人FWガブリエル(23)とブラジル人FWガレゴ(26)の連続ゴールで逆転。そして後半30分、FWキム・デウォン(26)がダメ押しのゴールを決め、江原が3-1の逆転勝利を収めた。
この勝利で最下位脱出も成功した江原は、ベストチームにも選ばれた。
Kリーグ2第31節のMVPは全南のユ・ジハだ。
ユ・ジハは17日、昌原(チャンウォン)サッカーセンターで行われた慶南(キョンナム)FC戦で2ゴールを決め、チームの3-2の勝利に貢献した。前半27分にコーナーキックからヘディングゴールを決め、後半23分にもフリーキックの状況で追加点を記録した。
ベストマッチは17日、李舜臣(イ・スンシン)総合運動場で行われた忠南牙山(チュンナム・アサン)FC対FC安養(アニャン)の試合だ。試合は大雨が降るなか両チーム合計7ゴールが飛び交う乱打戦となり、最終的に忠南牙山が4-3で勝利した。
ベストチームは釜山(プサン)アイパークだ。釜山は16日、釜山(プサン)アジアド主競技場で城南(ソンナム)FCと対戦し、3-0で勝利した。釜山は同日の勝利で4連勝とし、Kリーグ2首位の座をキープした。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:ホ・ユル(光州FC)、ゼカ(浦項スティーラーズ)、ガブリエル(江原FC)
MF:バルセロス(大邱FC)、ソ・ミヌ(江原FC)、イ・ミョンジュ(仁川ユナイテッド)、エルナンデス(仁川ユナイテッド)
DF:アン・ヨンギュ(光州FC)、キム・ヨンビン(江原FC)、オ・バンソク(仁川ユナイテッド)
GK:キム・ギョンミン(光州FC)
―Kリーグ2
FW:モタ(天安シティFC)、ジョルジ(忠北清州FC)
MF:パウリーニョ(天安シティFC)、イム・ミンヒョク(釜山アイパーク)、バルディビア(全南ドラゴンズ)、ソン・ホヨン(釜山アイパーク)
DF:パク・ソンウ(忠南牙山FC)、ユ・ジハ(全南ドラゴンズ)、ミン・サンギ(釜山アイパーク)、イ・ハクミン(忠南牙山FC)
GK:キム・ミンジュン(天安シティFC)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
前へ
次へ