「日本にリベンジしたい」U-17日韓戦完敗の韓国、指揮官も“判定騒動”嘆く「試合運営が残念だった」

「日本とリベンジマッチを必ずしたい」

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U-17アジアカップ準優勝に終わったU-17韓国代表のビョン・ソンファン監督が、制覇を逃したことへの“残念さ”を明かした。

ビョン監督率いる韓国は7月2日、タイのパトゥム・ターニー・スタジアムで行われたU-17アジアカップ決勝で日本に0-3で敗れた。

同大会で1986年、2002年に続き21年ぶり3回目の優勝を目指した韓国だが、惜しくも日本の壁を越えることはできなかった。

ただ、韓国は大会上位4チームに与えられるU-17ワールドカップ本大会出場権を確保している。U-17W杯は今年11月からインドネシアで開催される予定だ。

”韓日戦”は予想外の判定騒動に包まれた。

タイ人主審のモンコルチャイ・ペチェスリ氏は前半43分、DFコ・ジョンヒョン(17、水原三星U-18ユース)が相手FWを倒したとし、2枚目のイエローカードを提示して退場させた。

もっとも、コ・ジョンヒョンが相手と衝突したのは事実だが、2枚目のイエローを与えるほど荒い場面ではないという話が出た。

さらに、主審はフリーキックの地点を実際にファウルが発生した位置より前に設定した。結局、これを相手FW名和田我空(16、神村学園)に直接決められ、先制ゴールを与えてしまった。

また、後半38分にはFWキム・ミョンジュン(17、浦項U-18ユース)が後方からのロングパスで抜け出すと、ペナルティエリア内で相手GKの飛び出しに足がかかり倒れた。しかし、主審はペナルティキックを宣言しなかった。

これには、普段は感情表現を大きくしないビョン監督も首に下げたパスをベンチに強く叩きつけ、判定に抗議した。すると、主審はすぐにベンチへと駆け付けイエローを提示した。

(写真提供=韓国サッカー協会)ビョン・ソンファン監督

ビョン監督は試合後の記者会見で、「退場の変数で我々が計画したことをできなかった。それでも、選手が最後までピッチで戦う姿を見て感動した」とし、「試合が終わった後、選手たちが目から涙を流す姿を見て、監督としてかなり心が痛かった」と伝えた。

選手の話にしばらく言葉を続けることができなかった指揮官は、「必ずもう一度(日本と)リベンジマッチをしたい」と強調した。

また、「数字が1人足りず、戦術的に変化を与えた。試合の流れを見て、3-4-2よりも4-4-1を維持して積極的に体をぶつけあい、あいてにプレッシャーをかければ、後半20分以降からチャンスが訪れると思った。結果的に多く(チャンスを)作ることができた」と語った。

ビョン監督は物議を醸した判定についても慎重に口を開き、「残念だ。見る視点によって異なるかもしれないが、試合運営がとても残念だったと思う」と伝えた。

U-17アジアカップを準優勝で終えた韓国は、今後はU-17ワールドカップに向けてさらなる準備を進める。

ビョン監督は「自分たちだけの哲学、試合スタイル、原則など、一度も方向性に変化を与えたことはない。大会前ははたして我々が進む方向が正しいのか、確信を得られる要素が不足していた。だが、今大会を通じて我々の選手たちの能力値を目で確認し、進みたい方向性が間違っていないことを立証した」とし、「足りなかったことを補完し、W杯までより強いチームを作る」と誓った。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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