Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、6月24~25日に行われたKリーグ1(1部)第19節、Kリーグ2(2部)第18節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
Kリーグ1第19節MVPは蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)のジョージア代表MFヴァレリ・カザイシュヴィリ(30)だ。
カザイシュヴィリは6月24日、蔚山文殊(ウルサン・ムンス)サッカー競技場で行われた大邱(テグ)FC戦で2ゴールを記録し、チームを3-1の勝利に導いた。
この日、カザイシュヴィリは後半20分にスウェーデン人MFダリヤン・ボヤニッチ(28)のアシストからチーム2点目となるゴールを決めると、後半終了間際にも追加点を挙げた。
カザイシュヴィリはこの2ゴールで今季リーグ戦通算得点を「10」に伸ばし、チームメイトのFWチュ・ミンギュ(33)とともに得点ランキング首位に名を連ねることになった。
なお、ベストイレブンには蔚山から元FC東京、大宮アルディージャ、ガンバ大阪のDFキム・ヨングォン(33)も選ばれた。
ベストチームは光州(クァンジュ)FCだ。光州は24日、光州サッカー専用球場で全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースと対戦し、2-0の完勝を収めた。この勝利で光州は6試合連続無敗(4勝2分)を続けることになった。
ベストマッチは25日、仁川(インチョン)サッカー専用球場で行われた仁川ユナイテッド対浦項(ポハン)スティーラーズの試合だ。試合はブラジル人FWゼカ(26)が前半12分に決めた先制ゴールを守り切った浦項が1-0で勝利した。
Kリーグ2第18節MVPはFC安養(アニャン)に所属する元大分トリニータのMFキム・ジョンヒョン(30)だ。
キム・ジョンヒョンは25日、木洞(モクドン)総合運動場で行われたソウルイーランドFC戦で2ゴールを決め、チームを2-1の勝利に導いた。
安養が前半にソウルイーランドの先制を許すも、後半にキム・ジョンヒョンの2得点で逆転勝利に成功したこの試合はベストマッチにも選ばれた。
ベストチームは金泉尚武(キムチョン・サンム)だ。尚武は24日、金泉総合運動場で天安(チョナン)シティFCと対戦し、4-1の大勝を収めていた。
なお、ベストイレブンには元アビスパ福岡のMFウォン・ドゥジェ(25、金泉尚武)や、元セレッソ大阪、鹿児島ユナイテッドFCのGKアン・ジュンス(25、全南ドラゴンズ)なども選出された。
Kリーグ1、Kリーグ2のベストイレブンは以下の通り。
◇
―Kリーグ1
FW:ラルス・フェルトワイク(水原FC)、ゼカ(浦項スティーラーズ)
MF:ヴァレリ・カザイシュヴィリ(蔚山現代)、オスマル(FCソウル)、イ・スンミン(光州FC)、ウィリアン(FCソウル)
DF:イ・テソク(FCソウル)、アレックス・グラント(浦項スティーラーズ)、キム・ヨングォン(蔚山現代)、トゥ・ヒョンソク(光州FC)
GK:ペク・ジョンボム(FCソウル)
―Kリーグ2
FW:パク・ミンソ(忠南牙山FC)、バルディビア(全南ドラゴンズ)、キム・ミンジュン(金泉尚武)
MF:キム・ギュミン(富川FC 1995)、ウォン・ドゥジェ(金泉尚武)、キム・ジョンヒョン(FC安養)、イ・テヒ(FC安養)
DF:ペク・ドンギュ(FC安養)、チョン・ホジン(全南ドラゴンズ)、ソ・ミョングァン(富川FC 1995)
GK:アン・ジュンス(全南ドラゴンズ)
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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