佐々木朗希級の怪物?韓国プロ野球にも"160km投手"ついに誕生…高卒2年目19歳が新たな歴史

韓国プロ野球KBOリーグでもついに“160km投手”が誕生した。それもプロ2年目の19歳が成し遂げた。

【写真】「日本の球場名物」韓国を虜にした美女ビール売り子

ハンファ・イーグルスの“怪物投手”ムン・ドンジュ(19)が、韓国プロ野球史の新時代を切り開く剛速球を投げた。

ムン・ドンジュは4月12日、光州(クァンジュ)KIAチャンピオンズフィールドで行われたKIAタイガース戦の初回、2番打者パク・チャンホ(27)に投じた3球目のストレートが160kmを記録した。

1982年の韓国プロ野球発足以来、史上初めて韓国人投手が160km台をマークした。

佐々木朗希並み?韓国の“怪物投手”

従来のKBO公認球速では、2019年に引退したチェ・デソン(37)が2012年のロッテ・ジャイアンツ時代に記録した158.7kmが最速だった。その後、キウム・ヒーローズのアン・ウジン(23)が2022年に158.4kmを投げて最速記録に迫った。

そんな2人を超え、ムン・ドンジュは韓国人投手として初めて160kmを投げ、最速記録の保持者となった。外国人投手含めたKBOの最速は、元東北楽天ゴールデンイーグルスのラダメズ・リズ(39)がLGツインズ時代に記録した162.1kmだが、これも更新する勢いだ。

ムン・ドンジュ

「オフシーズンとキャンプ期間に体をしっかり作った。今のコンディションが良いということを知らせる記録だと思う」と振り返ったムン・ドンジュは、「160kmは誰でもできるような記録ではない。今後の登板でも自分が見せられる球速を上手く利用して、自信を持って着実にピッチングを続けたい」と語った。

まだ20歳にもなっていないムン・ドンジュは未完成の段階だ。リズを超えてKBO最速投手となれる可能性は十分高い。

この日、ムン・ドンジュは6回を投げて3被安打、2死球、6奪三振の2失点を記録。試合自体は0-2でハンファが敗れたが、ムン・ドンジュは制球力が一段と向上し、“イニングイーター”としての役割も果たした。ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップと球種を上手く使い分けていた。

興味深いのは、ハンファが160km投手を2人も保有する可能性があるという点だ。

2023年KBO新人ドラフトで1巡目(全体1番目)にハンファの指名を受け、プロ入りしたキム・ソヒョン(18)も、160kmを投げられるポテンシャルを持つ。

キム・ソヒョン

実際、オープン戦では最速158kmを記録した。ムン・ドンジュ同様、ストレートの威力はまさに“怪物級”だ。

キム・ソヒョンはひとまずフューチャーズリーグ(2軍)でシーズン序盤を過ごしている。ムン・ドンジュのプロ1年目がそうだったように、まずは制球力を鍛えつつ、球速も引き上げる育成過程を経るものとみられる。

ウェイトトレーニングなど、着実にプロの練習をこなすことができれば球速アップは十分可能だ。後にキム・ソヒョンも1軍で160kmを投げられるようになれば、ハンファは2人の160km投手を保有することになる。

ハンファのムン・ドンジュ、キム・ソヒョンだけでなく、KBO最高の投手と呼ばれるアン・ウジン、そしてプロ3年目の有望株チャン・ジェヨン(20、キウム・ヒーローズ)も、球速争いに加わるものとみられる。

今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、韓国は3大会連続1次ラウンド敗退という屈辱を味わった。

一方、日本は160km台を投げる大谷翔平(28、ロサンゼルス・エンゼルス)や佐々木朗希(21、千葉ロッテマリーンズ)などを前面に出し、全勝優勝を成し遂げた。彼ら以外にも、150km台後半を投げる投手が多くそろっていた。投手陣が崩壊した韓国は、日本に羨望の眼差しを向けるしかなかった。

佐々木朗希

ハンファだけでなく、韓国野球の名誉を取り戻すためにも、ムン・ドンジュに続く新たな“怪物投手”の誕生が待たれる。

(記事提供=OSEN)

【写真】「大谷に故意死球」発言投手の美しすぎる年下妻

【写真】「日本の球場名物」韓国を虜にした美女ビール売り子

【写真】大谷翔平を生観戦した韓国の長身美女

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集