WBC惨敗の韓国は侍ジャパンを模範にすべき…元プロが「日本人投手の秘密」を分析、何を語った?

韓国の元プロ野球選手が、2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を制覇した侍ジャパンの投手陣に関する分析を語った。

【写真】「日本の球場名物」韓国を虜にした美女ビール売り子

現役時代にSKワイバーンズ(現・SSGランダース)などで活躍し、現在はプロ野球解説を務めるパク・ジェホン氏は最近、YouTubeチャンネル『体育公団』が投稿した動画「韓国が日本に負けるしかなかった理由?」に登場。

動画内で、侍ジャパンのWBC優勝に大きく貢献した投手陣を集中的に分析した。

「韓国は日本から学ばなければならない」

パク氏は焦点を当てたのは侍ジャパン投手陣の“投球動作”だ。

「日本の投手の投球動作は、一様に足を上げて一度止まる動作をした後、リリースに入る」とし、「この動作が投手の制球力向上とボール回転数を高める」と語った。

韓国野球ではややもするとボーク判定を受けることもあり、ほとんどの投手が行わない動作だが、日本の投手は一様な動作でボークを避けながら、コントロールと回転数をさらに高めるという分析だ。

「韓国と日本の投手は球速が同じでも、日本の投手の方が球質がはるかに良い。回転数の差のためだ。キッキング動作で一度止まってから、実際にリリースするまでターゲット(投げる地点)を正確に狙うことができる。球に最後まで指をかけて投げることで、回転数が増加する」とパク氏。侍ジャパン投手陣の回転数はほとんど2400rpmで、米メジャーリーグでもトップクラスの水準だという。

「体格が似ている韓国の投手も、日本の投手の投球動作から学ばなければならない」と強調したパク氏は、「大谷翔平や佐々木朗希などは、メジャーリーガーのように途中で止まらない投球フォームだが、これは体型が彼らと似ているから可能なことだ」と付け加えた。

大抵の場合、途中で止まらずに投げる韓国の投手は、投球バランスが崩れるとコントロールと球威がともに崩れてしまうが、日本の投手は常にバランスが一定で、良い投球ができるという。

今永昇太

こうしたパク氏の分析のように、韓国の投手が上手く投げるためには、幼い頃から正しい方法での練習が伴わなければならない。

しかし、残念ながら韓国野球にはまともな投球指導法がない。プロ野球発足から40年が経つにもかかわらず、まともなコーチングの教科書がないのだ。まさに、経験値だけに頼った“どんぶり勘定”的な方法しかない。プロがこの程度なのだから、幼少年野球の環境はさらに厳しいものとなっている。

一言で言えば、韓国野球の“投手教本”が必要だ。幼少年からプロまでを網羅するマニュアルが切実に求められている。

一日でも早く投手の専門家たちが集い、ともに研究と議論を重ね、しっかりとした投球指導法を作らなければならない。そして、幼少年からプロまで普及させなければならない。

そうしてこそ、韓国野球はさらに一段階跳躍できる。WBCで味わった「3大会連続1次ラウンド敗退」という屈辱もいずれ拭えるはずだ。

(記事提供=OSEN)

【写真】「大谷に故意死球」発言投手の美しすぎる年下妻

【写真】「日本の球場名物」韓国を虜にした美女ビール売り子

【写真】大谷翔平を生観戦した韓国の長身美女

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集