侍ジャパンのダルビッシュ有(36)とサンディエゴ・パドレスで同僚の韓国代表内野手キム・ハソン(27)が、3試合連続無安打でメジャーリーグ(MLB)のオープン戦を終えた。
キム・ハソンは3月28日(日本時間)、米アリゾナ州のピオリア・スタジアムで行われたシアトル・マリナーズとのオープン戦に「8番・三塁手」で先発出場し、3打数無安打を記録した。
2回の初打席を二飛で打ち取られたキム・ハソンは、4回も左直でアウトに。7回も三ゴロで退き、直後の守備で交代し試合を終えた。
これでキム・ハソンは直近3試合連続無安打を記録し、オープン戦を通算打率0.241(29打数7安打)、0本塁打、4打点、1四球、6三振、OPS(出塁率+長打率)0.577で終えた。
オープン戦期間は2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に参加した影響もあり、コンディション調整が容易ではなかった。
WBCでは16打数3安打(打率0.188)、3本塁打、6打点、1三振、2四球、OPS 1.028を記録したが、オーストラリア戦、日本戦と準々決勝進出へ重要な2試合で通算8打数無安打と沈黙。韓国の3大会連続1次ラウンド敗退を防げず、自身も前回の2017年大会に続き2連続で早期敗退の屈辱を味わった。
それでも、今回のオープン戦では守備で主に本職の二塁手として7試合(先発7試合)34回を守りつつ、遊撃手として3試合(先発1試合)11回、三塁手として1試合(先発1試合)6回をカバーするなど、さまざまなポジションを消化した。
なお、この日のマリナーズ戦を4-2で勝利したパドレスは、オープン戦を15勝14敗で終えた。
来る31日、米カリフォルニア州サンディエゴの本拠地ペトコ・パークで、コロラド・ロッキーズと2023年シーズン開幕戦を戦う。
開幕投手はパドレスが左腕ブレイク・スネル(30)、ロッキーズが右腕ヘルマン・マルケス(28)となる。キム・ハソンは過去のマルケスとの対戦で、通算5打数無安打、2三振と苦戦していたが、今季開幕戦で安打を放つことはできるだろうか。
(記事提供=OSEN)
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