コ・ウソクは翌7日に大阪市内の病院で精密検査を受け、大きな異常はないという診断を受けた。代表関係者は「異常なしと診断された。肩周辺の筋肉の単純な筋肉痛だ。急速に回復している」と伝えた。
1次ラウンド・プールB初戦のオーストラリア代表戦を翌日に控えた8日、報道陣と会ったコ・ウソクは首の状態について「大丈夫だ」と話した。ただ、オーストラリア戦で登板できるかどうかは「投げてみないとわからない」と答えた。
コ・ウソクは昨季KBOリーグでセーブ王に輝き、代表でも守護神を担う中核メンバーとして期待を集めていた。しかし、首のアクシデントにの影響で、初戦はもちろんここまでの3試合すべてで登板しなかった。
コ・ウソクのほか、昨季ホールド王のチョン・ウヨン(23)、左腕のキム・ユンシク(22)も現在で1試合しか登板していない。彼らは皆LGツインズ所属だ。
リリーフ陣の中心とならなければならないはずの彼らが本来の役割を果たせずにいることで、残りの投手の負担が大きくなっている。
チョン・チョルウォン(23、斗山ベアーズ)やキム・ウォンジュン(29、ロッテ・ジャイアンツ)はここまで全3試合で登板し、クァク・ビン(23、斗山ベアーズ)とイ・ヨンチャン(34、NCダイノス)も2度登板した。
オーストラリア戦で先発登板し、4.1回を投げたコ・ヨンピョ(31、KTウィズ)も、12日のチェコ戦で0.2回を投げた。
パク・セウン(27、ロッテ・ジャイアンツ)は10日の日本戦で1.1回を投げた後、12日のチェコ戦で先発登板、4回を投げた。オーストラリア戦、日本戦で途中登板したウォン・テイン(22、NCダイノス)は、本日(13日)の中国戦で先発登板する予定だ。
韓国は13日、中国とプールB最終戦を戦う。1次ラウンド突破の可能性は先に行われるチェコ対オーストラリアの結果次第とはいえ、すべての戦力を稼働して必ず勝利しなければならない。準々決勝に行けるかどうかを問わず、韓国野球のプライドがかかっているからだ。
首のアクシデントでここまで一度もマウンドに立つことができていないコ・ウソクが、1次ラウンド最終戦で登板するかどうかを見守りたい。
(記事提供=OSEN)