韓国代表FWソン・フンミン(30)が沈黙に終わり、トッテナムもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦で敗れた。
トッテナムは2月15日(日本時間)、敵地サン・シーロで行われたACミランとのCL決勝トーナメント1回戦第1戦で0-1と敗れた。
アウェイでの第1戦を落としたトッテナムは、来る3月9日に本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われる第2戦で勝利しなければ、準々決勝に進出することができない。
ソン・フンミンはこの日、イングランド代表FWハリー・ケイン(29)、スウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキ(22)と攻撃陣を構成した。決して動きは悪くなかったが、ゴールやアシストを決めることはできなかった。
今季CLでは、昨年10月13日に行われたグループステージ第4節のフランクフルト戦で2ゴールを記録しているソン・フンミン。今回のミラン戦では前半12分に鋭いクロスを上げ、イングランド代表DFエリック・ダイアー(29)のヘディングによる決定機を演出したが、惜しくも相手GKチプリアン・タタルシャヌ(37)の正面に阻まれた。
結局、ソン・フンミンはシュートを1本も打つことができないまま、後半36分にオランダ代表FWアルナウト・ダンジュマ(26)との交代でピッチを後にした。
トッテナムは前半7分の失点から最後まで挽回することができなかった。
失点場面では、相手DFテオ・エルナンデス(25)のシュートをイングランド人GKフレイザー・フォースター(34)が辛うじて弾くと、これにMFブラヒム・ディアス(23)が反応。一度目のシュートは再びフォースターに防がれたが、こぼれ球を自ら頭で押し込み、ミランが先制ゴールに成功した。ミランはこの1点を最後まで守り抜き、準々決勝進出へ大きく前進した。
CL決勝トーナメントの初戦を落としたトッテナムは次戦、来る20日にプレミアリーグ第24節のウェストハム戦を戦う。
◇ソン・フンミン プロフィール
1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けていた。2010年にドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVでプロデビュー。その後、2013年に移籍したバイエル・レバークーゼンで2年連続二桁ゴールを披露し、2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへと移籍。愛称は“Sonny(ソニー)”。
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