同大会は冬季にリーグ戦が行われない欧州リーグのクラブによる親善大会で、2011年からスタートした。
今回は蔚山現代のほか、イングランド・プレミアリーグのブレントフォード、デンマーク・スーペルリーガのFCミッティラン、FCコペンハーゲン、リンビーBK、ブレンビーIF、スウェーデン・アルスヴェンカンのAIKソルナ、ハルムスタッズBKの計8チームが参加する。
1月31日から2月10日まで行われる今大会は、4チームずつ2グループに分かれてグループステージを行った後、各組1位が決勝戦を行う。また、各組2位同士が3~4位決定戦、各組3位同士が5~6位決定戦、各組4位同士が7~8位決定戦を行い、最終的な順位を決定する。純粋な順位争いというより、各チームで多彩な実験の場となる見通しだ。
蔚山現代はブレントフォード、FCミッティラン、リンビーBKと同じグループAに編成された。グループBはFCコペンハーゲン、AIKソルナ、ハルムスタッズBK、ブレンビーIFだ。
来季Kリーグ1での2連覇はもちろん、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇も狙う蔚山現代としては、新シーズンを控えて欧州1部リーグのチームと戦える貴重な機会となる。
もっとも、ブレントフォードは国内のプレミアリーグと相まって2軍での参加が有力だ。それでも蔚山現代にとっては、概して競争力のある欧州クラブとの対戦を通じて、来季を戦ううえで必要な要素をより冷静にチェックし、補完できる機会になる見通しだ。