国際サッカー連盟(FIFA)のデータによると、日本が勝利したドイツ戦(23%)とスペイン戦(15%)の日本のボール支配率は20%前後だった。
しかし、2試合とも3本の有効シュートで2ゴールずつ作り出す気炎を吐いた。日本のベスト16の相手は2018年ロシア大会準優勝のクロアチアだ。
日本のW杯最高成績はベスト16。今までベスト8入りしたことは一度もない。それだけにクロアチア戦はより切実にプレーすることだろう。
一方、サッカー韓国代表は劇的にベスト16入りを果たした。グループ最終戦のポルトガル戦ではガーナ戦で退場処分になったパウロ・ベント監督がベンチに座ることができず、主軸DFキム・ミンジェも負傷で欠場するなど悪材料が重なった。
それでもローテーションを稼動して一部選手を温存したポルトガルを2-1で下し、劇的にベスト16入りを果たした。
2010年南アフリカ大会では16強でウルグアイに1-2で敗れた韓国。アウェーのW杯で初のベスト8入りを目指すが、相手は強敵だ。決勝トーナメント1回戦で対戦するのはFIFAランキング1位のブラジルである。
クロアチアとブラジルは確かに手強いチームだ。だが、両国ともにグループリーグで「異変」を起こしているし、何が起こるかわからないトーナメントであることを考慮すれば、もう一度の波乱が起こるかもしれない。
韓国と日本が同時に勝利してベスト8入りすれば、史上初めてW杯の舞台で韓日戦が開かれることにもなる。アジア諸国同士が予選グループを同じすることはなく、さらにグループリーグを通過することも難しいだけに、W杯での韓日戦想像もできなかった。
韓日戦はどの対決よりも関心が高まるしかない。特に韓国は直近2回の日本との対決でいずれも0-3で敗れた。実現すれば最高の興行カードになるだろうが、そのためには両チームともにひとまずベスト16入りを果たさなければならない。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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