パク・ミンジ(24)が韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーの2022シーズン最終戦で優勝した。今季6勝目を記録するとともに、現役選手最多となる16勝を達成した。
パク・ミンジは11月13日、江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)市のラビエベルCCで行われた「SKスィルドス・SKテレコム・チャンピオンシップ2022」(賞金総額10億ウォン=約1億円)の大会最終日となる第3ラウンドで、3バーディ・3ボギーのイーブンパー「70」を記録した。
最終的に通算9アンダーの「207」を記録したパク・ミンジは、2位のアン・ソンイ(32)を2打差で離して優勝を果たした。
同日、雨が降るなかでも調子を落とさなかったパク・ミンジは、11番ホール(パー5)までに3バーディを記録するなど、首位を着実にキープしてトロフィーを掲げた。
「SKスィルドス・SKテレコム・チャンピオンシップ2022」で優勝賞金2億ウォン(約2000万円)を獲得したパク・ミンジは、自身通算獲得賞金を50億3846万ウォン(約5億384万6000円)とした。これにより、通算57億6184万ウォン(約5億7618万4000円)のジャン・ハナ(30)に続き韓国女子ツアー史上2人目に通算賞金50億ウォンを突破した。
大会前の時点ですでに2022シーズン賞金女王が確定していたパク・ミンジは、今季通算獲得賞金を14億7792万ウォン(約1億4779万2000円)とし、1シーズンにおける獲得賞金額の歴代2位に上がった。なお、1位も昨季にパク・ミンジが記録した15億2137万ウォン(約1億5213万7000円)だ。
今季だけで6勝を記録したパク・ミンジは、韓国女子ツアー通算16勝とし、現役選手で最多の勝利数を記録することになった。通算15勝のジャン・ハナは2位に下がった。
パク・ミンジは来季、日本女子ツアーに活動の舞台を移した申ジエ(34)、また元KLPGA会長の故ク・オッキが保有する最多勝記録(20勝)に挑戦する。
パク・ミンジは2年連続で6勝を記録し、2年連続で最多勝と賞金女王を獲得した。2年連続の最多勝は、2006~2008年で3年連続最多勝を達成した申ジエ以来、韓国女子ツアーでは14年ぶりに達成された記録だ。
なお、通算3アンダーの「213」で7位タイに入賞したキム・スジ(26)は、今季の大賞(年間MVPに相当)ポイント1位と平均ストローク1位を確定した。また、新人王の受賞者はイ・イェウォン(19)となった。
前へ
次へ