「ベスト16は確定したが、勝利が必要だ」。
キム・サンシク監督率いる全北現代(チョンブク・ヒョンデ)は5月1日、ベトナムでAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)グループH第6戦として、横浜F・マリノス(日本)と最終戦を行う。
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全北は3勝2分け(勝ち点11)でグループHの2位に上がっている。横浜は勝ち点12で1位だ。グループ1位でのベスト16入りのためには、全北としては無条件で勝利しなければならない。全北現代の会見の一問一答は以下の通り。
―まずは試合への覚悟をお願いします。
キム・サンシク監督「ベスト16入りを決めて、最後の横浜F・マリノス戦を控えている。プレッシャーは直前の試合より少ないが、意味のある試合だ。横浜との第1戦では勝ったが、試合内容はあまり良くなかった。そういう点を補って横浜戦でも良い結果を得て、グループリーグをうまく仕上げたい」
―簡単ではなかったグループリーグの戦いを評価してほしい。
キム・サンシク監督「3勝2分けで5試合無敗だが、競技力の部分では前述のように天気や環境などでコンディションが完全ではなく、100%実力を発揮できなかったことが残念だ。 多くの得点を挙げられなかった部分も残念な気持ちが残る」
―ベスト16入りをすでに決めている状況で、グループ1位をめぐって繰り広げられる横浜戦の意味は?
キム・サンシク監督「ベスト16入りを決めて横浜と試合をするが、Kリーグを代表する全北とJリーグを代表する横浜の試合は意味があると前から話してきた。韓国選手たちも韓日間の正面対決なので、十分に精神武装をして試合に臨むだろう。ベスト16進出後もトーナメントで日本チームに対戦することになるので、試合に集中しなければならない。グループ順位によって準々決勝の相手チームが決まるが、まだ他のグループの結果が出ていないため、現在のところグループ順位はそれほど重要ではないようだ。
―ベスト16入りを決めて行うことになる横浜戦の覚悟は?
ハン・ギョウォン「先にキム・サンシク監督が言及したように、この環境に適応して競技力が良くなっていた。重要でない試合などはなく、先に監督が言及したように横浜戦は意味のある試合だ。また、韓国に帰っても今の競技力がリーグにつながると考え、次の試合にも集中したい。
―日本チームと対戦すると、特にモチベーションが上がるのか。
ハン・ギョウォン「特定のチーム、例えば日本チームと対戦するからといって、それ以上の動機づけにはならなかったようだ。しかしACLという重要な舞台で横浜と対戦し、それぞれがリーグを代表して試合を行ったので、試合の意味が格別だったようだ。そういうこともあって、横浜と対戦する度にベストを尽くしてきた」
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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