日本人選手が決勝アシスト!大邱FC、浦和相手にACL対日本勢初勝利「我々が望んだ試合だった」【一問一答】

2022年04月22日 サッカー #ACL #Kリーグ

韓国Kリーグ1(1部)の大邱(テグ)FCが、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で記念すべき対日本勢初勝利を挙げた。

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大邱FCは4月21日(日本時間)、タイ・ブリーラムのブリーラム・スタジアムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループF第3節で浦和レッズと対戦。

後半8分にブラジル人FWゼカ(25)が決めたゴールが決勝点となり、1-0の勝利を収めた。

決勝点をアシストしたのは、高校卒業後に渡欧して6年間モンテネグロでプレーし、今季から大邱FCに加入した日本人MF鈴木圭太(24)だった。浦和戦でACL初先発を飾った鈴木は、ACL初アシストとともに大邱FC加入後初アシストを達成した。

そして、大邱FCは今回、浦和相手にACL対日本勢初勝利を挙げた。過去のACLではサンフレッチェ広島、川崎フロンターレ、名古屋グランパスと対戦するも、5戦全敗と一度も勝てずにいた。

大邱FCは第3節を終えて2勝1敗の勝ち点6とし、勝ち点で同率の浦和レッズを上回ってグループ首位に浮上した。両チームは来る24日の第4節でも再び対戦する。

なお、試合後の記者会見には、大邱FCからアレシャンドレ・ガマ監督とキャプテンのDFキム・ジンヒョク(28)が出席。

「今日は素晴らしい試合だった。我々の望む試合を繰り広げ、選手たちがとても上手くやってくれた」と選手を称えたガマ監督は、「選手たちは前回の試合(第2節でライオン・シティ・セーラーズに0-3で敗戦)で自信を失っていたが、こうして結果で見せてくれた。困難に打ち勝った我々の選手が誇らしい」とコメント。

キム・ジンヒョクは「相手がレベルの高いチームであると知っていたからこそ、いつも以上に徹底的に準備した」と、浦和との“日韓対決”に並々ならぬ思いで臨んだことを打ち明けていた。

(写真提供=大邱FC)ガマ監督(左)、キム・ジンヒョク(右)

「相手にするのが難しかった部分は…」

以下、ガマ監督、キム・ジンヒョクとの一問一答。

―試合の感想は。

ガマ監督「今日は素晴らしい試合だった。我々の望む試合を繰り広げ、選手たちがとても上手くやってくれた。前半に良いチャンスがあったが、惜しくも得点にすることができなかった。後半には選手たちがより闘志をもって動き、得点を生み出すこともできた。選手たちに感謝しているし、前回の試合の悔しさに打ち勝つことができて嬉しい」

キム・ジンヒョク「試合の準備を進めながら、相手がレベルの高いチームであることを知っていた。だからこそ、より徹底的に準備をした。前回の敗北で萎縮していたチームの雰囲気を、今回の試合の勝利で引き上げるべく、たくさんの努力をした」

(写真提供=大邱FC)キム・ジンヒョク

―前回の試合に比べて今回は良いパフォーマンスを見せたが、精神的にどのように管理したのか。

ガマ監督「選手たちに“もっと上手くできる”と伝えた。選手たちは前回の試合で自信を失っていたが、今日こうして結果で見せてくれた。我々は自分たちを信じて試合を上手く展開できると思った。選手が各自の役割をしっかり果たしてくれたし、今日の結果は我々にとって非常に重要なものだ」

―選手たちは精神的な困難と体力的な困難のうち、どちらにより厳しさを味わったか。

ガマ監督「どちらも厳しかった。前回の試合以降、多くの叱咤を受けた。我々は一つのチームであり、自分たちが得意なことを見せるために常に努力している。困難に打ち勝った我々の選手がとても誇らしい。今日は我々の選手全員の功績を称えたい」

(写真提供=大邱FC)ガマ監督

―浦和レッズが攻撃的に出てきたが、予想はしていたのか。

キム・ジンヒョク「試合前に相手チームを分析した際、サイドプレーが上手だと思っていた。今日も広いスペースを活かした良い突破とクロスを見せられ、そのような部分で相手にすることが難しかった」

浦和レッズを破った日本人・鈴木圭太とはどんな選手?

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