“キングカズ”こと三浦知良(54)の移籍に韓国メディアも注目している。
1月11日11時11分、J2の横浜FCから三浦知良がJFLの鈴鹿ポイントゲッターズへ期限付き移籍することが正式発表された。
今回の移籍は韓国も注目しており、「“55歳現役”日本のサッカースター三浦、4部チーム鈴鹿に移籍」(『スポーツソウル』)、「55歳現役日本サッカーの“伝説”三浦、11日11時11分に移籍発表」(『聯合ニュース』)、「“55歳”三浦、引退ではなく移籍発表…今年も走る」(『イルガン・スポーツ』)と題し、年齢にフォーカスして報じている。ここでの“55歳”とは、韓国で用いられている数え年での年齢だ。
代表でも長く活躍してきた三浦の存在は韓国でも知られているが、特に“韓国の英雄”パク・チソンとのエピソードが有名だ。パク・チソンはプロサッカー選手としてのキャリアを歩み始めた京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)時代、三浦知良からプロサッカー選手として大切なことを学んだと、度々発言している。
なお、三浦と同世代の元韓国代表だが、Jリーグのベルマーレ平塚(現:湘南ベルマーレ)や柏レイソルで活躍したホン・ミョンボ(52歳)は、世代別代表の監督や中国の杭州緑城を指揮したあと、現在は韓国Kリーグ1(1部)蔚山現代の監督を務めている。
またセレッソ大阪や柏レイソルに所属したファン・ソンホン(53歳)はU-23韓国代表監督、サンフレッチェ広島で9番を背負ったノ・ジョンユン(50歳)はビジネスマンとして活躍している。
同世代の韓国人選手が指導者などのセカンドキャリアを送る一方、三浦知良がどこまで現役続行できるのかに韓国も注目しているようだ。
■三浦カズに続くか…現役最年長イ・ドングッとKリーグ最年長出場記録の世界とは?
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