米メジャーリーグ、タンパベイ・レイズ所属のチェ・ジマンがオープン戦初安打を放った。
チェ・ジマンは3月5日（日本時間）、フロリダ州フォートマイヤーズのハモンド・スタジアムでのオープン戦に1番ファーストで出場し、2打数1安打1四球1得点を記録した。
前日のピッツバーグ・パイレーツ戦は、膝の痛みの影響で指名打者として初出場していたがこの日のミネソタ・ツインズ戦には一塁手として起用された。
初回には前田健太と対決するも、ショートゴロで凡退に終わっている。
今季オープン戦初登板の前田健太は、昨年ロサンゼルス・ドジャースからツインズに移籍し、エースとして存在感を見せている。ドジャースとは異なり、ツインズのロッコ・バルデッリ監督から全幅の信頼を寄せられており、安定感のあるピッチングで昨年は6勝1敗、防御率2.70でア・リーグのサイ・ヤング賞投票で2位につけた。
レイズ戦では2イニングをノーヒット3奪三振の好投を見せた。1回にレイズの2番ランディ・アロサレーナが放った内野安打性の打球は、二塁手のホルヘ・ポランコのエラーとして記録されている。
チェ・ジマンは3回に訪れた2打席目で、昨シーズンまでロサンゼルス・エンゼルスに所属していたリリーフ、ハンセル・ロブレスから左中間に落ちるヒットを記録し、アピールに成功した。
続く4回の左腕テイラー・ロジャースとの対決では、四球で出塁。レイズのケビン・キャッシュ監督はこのタイミングでチェ・ジマンに代走を出し、ベンチに退いている。
この日、ミネソタ・ツインズの地元放送局FOX TVはチェ・ジマンを、「チームで最も人気がある選手だ」と評価した。
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