ダルビッシュ同僚のキム・ハソンが語る初のMLB「球は速いが打てなくはない」【インタビュー】

2021年03月04日 スポーツ一般 #MLB #野球

「結果も重要だが、過程を充実させるため努力した」

サンディエゴ・パドレスの内野手キム・ハソンが、3月4日(日本時間)に行われたミルウォーキー・ブルワーズとのオープン戦を終え、韓国の記者たちとインタビューを行った。

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パドレスのチーム状況を考慮すると、二塁手ではなく内野手と見られているのが正しいようだ。出場したオープン戦3試合で、まだ二塁手としてはプレーしていない。

チームトレーニングとオープン戦について「当然結果も重要だが、ストライクゾーンや過程に集中している。体調は良い」とし、バッティングについても「韓国でも攻撃的なバッティングスタイルだったので、ストライクゾーンに来た球は積極的に振っている」と語った。

ポジションが定まらない状況での出場については「出場したポジションでベストを尽くせればいいと思う」と前向きな姿勢を示した。

キム・ハソン(左)

メジャー初実戦についても言及

マリナーズ戦でオープン戦初出場を飾った時の感想については「私が望んでいたリーグだったし、良い投手のボールも経験でき、楽しく野球ができている。結果も重要だが、過程も充実させようと努力している。初めての投手ばかりなので、ストライクゾーンに適応すべく打席でもっと多くのボールを見たいと思う」とメジャーでの適応状況について明かしている。

メジャー投手が投げる剛速球については「韓国時代より速いのは事実だ。今日の試合だけを見ても、先発から95~98マイル(152~157キロ)を投げる投手が多かったが、打てないとは思わない。打席に立ち続ければ、バッティングはよくなると思っている」とし、適応を苦にしない可能性ものぞかせた。

メジャー式の多様な守備練習には「良い練習が多い。足の動きとステップに重点を置く独自のトレーニングスタイルがある。よく真似ているし、守備コーチも気を遣ってくれている」とした。

キム・ハソン(中央)

環境適応について

続けて、韓国とは異なる雰囲気と、自身が掲げる目標については「環境そのものが異なり、コミュニケーションの問題もあるが、近づこうと努力している。メジャーリーグ進出を夢見てきたが、韓国人ファンが応援してくれると、より大きな力になると思う。パドレスがワールドシリーズ優勝できるよう力になりたい。個人的にはケガをしないよう体調管理ができれば、良い結果が期待できるのではないかと考えている」と語った。

明日(3月5日)、ヤン・ヒョンジョンが所属するレンジャーズの本拠地、テキサスへの遠征については「スケジュールがないのでわからない。僕もヤン・ヒョンジョン先輩には会いたい。早く会えたらいいなと思っている」とし、同郷の先輩についても言及した。

キム・ハソン

最後に、外出をはじめMLBの防疫の厳しさについて「ここには野球をしに来ているので、野球に対することだけを考えている。別に不便なことはない」とし、ストイックな姿勢でメジャー初シーズンの飛躍を誓った。

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