ロサンゼルス・ドジャースの韓国人内野手キム・ヘソン(26)が、打撃で振るわないばかりか、持ち味の守備でも不安な姿を見せている。
キム・ヘソンは2月26日(日本時間)、米アリゾナ州グレンデールのキャメルバック・ランチで行われたシアトル・マリナーズとのオープン戦で4回に代打で出場し、3打数無安打、2三振を記録した。
現在までキム・ヘソンのオープン戦成績は9打数1安打、2四球の打率0.111と、期待以下のパフォーマンスに終わっている。
加えて、本来持ち味であるはずの守備でまたもや惜しい場面を演出した。
去る23日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で守備のミスを犯したキム・ヘソンだが、同日の試合でもミスが出た。8回表、マリナーズの先頭打者コルト・エマーソン(19)の内野ゴロの打球を処理しようとして失敗し、出塁を許してしまった。
打撃でも守備でも振るわないキム・ヘソンの成績に、早くもマイナー行きの見通しが出ている。
ドジャース地元メディア『ドジャース・ネーション』はキム・ヘソンの不振について、「『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス記者によると、キム・ヘソンは打撃再調整の観点でマイナーから今季を始める可能性がある。ドジャースのブランドン・ゴームスGMはキム・ヘソンの今後の去就について明確に明らかにしなかった」と報じた。
ドジャースを率いるデーブ・ロバーズ監督も、現地メディアを通じて「打撃面が疑問だ。キム・ヘソンのスイングに変化が必要だ」と不振に言及した。
来る3月18日に日本で開催されるMLB開幕戦まですでに1カ月を切ったが、キム・ヘソンの未来は暗い。果たしてマイナーへと“超高速落下”してしまうのだろうか。
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