「韓国系メジャーリーガーが3~4人ほど合流することを期待している」
野球韓国代表を率いるリュ・ジヒョン監督のこの言葉に、チームの雰囲気は一段と和らいだ。
2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を控えた韓国代表に、確かな好材料が加わった。韓国系メジャーリーガーの追加合流の可能性が高まり、戦力編成にも具体性が増している。
WBC韓国代表は1月9日、仁川(インチョン)空港を通じて第1次キャンプ地であるサイパンへ出発した。21日まで続く今回のキャンプは、3月の日本本大会を前に、初めて組織力を合わせる段階だ。リュ・ジヒョン監督体制における本格的な「実戦準備」のスタートラインといえる。
韓国代表は今大会を名誉回復の舞台と位置づけている。3大会連続(2013年、2017年、2023年)で、いずれも1次ラウンド敗退に終わっているからだ。
名誉回復のための中核となるカードが、韓国系メジャーリーガーたちだ。
リュ・ジヒョン監督は過去1年間、自らアメリカを行き来しながら選手たちと接触し、代表チーム合流の可能性を継続的に打診してきた。その成果が少しずつ形を成し始めている。
現時点で最終確定した名前はないが、輪郭は見えてきた。右腕投手のライリー・オブライエン(セントルイス・カージナルス)、万能野手のジャメイ・ジョーンズ(デトロイト・タイガース)、先発要員のデーン・ダニング(FA)、内野手のシャイ・ホイットコム(ヒューストン・アストロズ)らが候補に挙がっている。
ここにKBOリーグでプレーするミッチ・ホワイト(SSGランダース)も含まれる。
リュ・ジヒョン監督は仁川空港で、「我々ができる手続きはすべて終えた。あとはWBC組織委員会の承認を待つ段階だ」としたうえで、「韓国系選手は3~4人ほどの合流を期待している。その中で良い知らせがあることを願っている」と語った。
特にオブライエンとジョーンズについては、「昨年から最も積極的に接触してきた選手たちだ。大きな変数がなければ、前向きな方向で見ている」と付け加えた。
キム・ヘソンとコ・ウソクは、サイパンキャンプからチームに合流する。一方、イ・ジョンフとキム・ハソンは、それぞれのルーティンに沿って合流時期を調整中だ。リュ・ジヒョン監督は「両選手とも自身の準備計画が明確だ。代表チームもそれを尊重している」とし、無理な合流は行わない考えを明確にした。
負傷の懸念を払拭したキム・ドヨンの合流も朗報だ。昨年、ハムストリングの負傷で3度離脱した彼は、今回のキャンプで万全のコンディションを証明する予定だ。リュ・ジヒョン監督は「練習を100%消化してきたとの報告を受けている。明日から直接確認する」と説明した。
ベテランの存在感も大きい。16年ぶりに韓国代表のユニフォームに袖を通したリュ・ヒョンジンが投手主将を務め、最年長のノ・ギョンウンも後輩たちを率いる。
リュ・ジヒョン監督は「一緒に練習すれば、なぜ彼らが長年トップレベルを維持してきたのかを自然と感じるはずだ」とし、「リーダーシップはもちろん、技量の面でも準備が整っていなければならない」と強調した。
準備は落ち着いて、しかし綿密に進んでいる。リュ・ジヒョン監督は「代表監督に就任して以降の1年間、最良のシナリオを描くために考え続けてきた」と述べ、「ここまでは段階ごとにうまく準備が進んでいる。最後まで磨き上げ、良い結果をお見せしたい」と力強く語った。
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