“大谷翔平狙い”の爆破予告もあった韓国、競艇場でテロ対応訓練実施「異常犯罪に対処する体系を…」

2024年04月02日 社会

大谷翔平(29、ロサンゼルス・ドジャース)らを名指しした爆破予告の騒動もあった韓国で、テロ対策訓練が行われた。

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ソウルオリンピック記念国民体育振興公団・競輪競艇統括本部は3月28日、京畿道(キョンギド)河南(ハナム)市の渼沙里(ミサリ)競艇公園で爆破テロ対応訓練を実施した。

韓国では3月20日未明、ロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスのMLBソウル開幕戦が行われる高尺(コチョク)スカイドームで、「試合中に高性能爆弾を爆発させ、大谷翔平らを傷つける」という内容の脅迫メールが届いた事件が起きた。

当時、脅迫メールは在カナダ・バンクーバー韓国領事館の職員に届いた。同メールは英語で綴られていたが、日本から送信されたものとされ、昨年8月から韓国国内へ10数回にかけて届いた脅迫メール・ファックス事件と同一犯であるとされた。

この脅迫メールを受け、韓国警察は特殊部隊30人、機動隊120人など計350人を出動させ、高尺スカイドーム周辺で爆発物設置の確認を行ったが、危険物は発見されなかった。

大谷翔平
大谷翔平

「発生時に先制的・効果的に対応できるよう…」

そして今回、年間数万員が来場する渼沙里競艇公園や競艇場内部でも、同じような一連の異常犯罪が発生する可能性があるだけに、競輪競艇統括本部もテロに対応できる体系が効果的に準備されているかをチェックし、対応能力を強化するため、爆破テロ対応訓練を実施した。

今回の訓練では、「渼沙里競艇公園内に爆弾を設置され、爆破する」という仮定のもと、テロ通報の受付及び脅迫への対応、非常対策委員会の稼働、顧客避難、関係機関との協業、負傷者救護及び移送の順で行われた。

テロ対応訓練
(写真=KSPO)渼沙里競艇公園で行われたテロ対応訓練

競輪競艇統括本部の関係者は、「今回の訓練を通じて、非常事態にも対応できる体系をチェック、補完して、実際に発生した場合でも先制的で効果的に対応できるようにする」とし、「今後も顧客の安全と生命を最優先に考え、顧客が安心して訪問できるよう継続的に努力する」と伝えた。

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