酷すぎる韓国世界スカウト大会の“尻ぬぐい”?大手ロッテグループが離脱した海外参加者を支援へ

2023年08月07日 社会

全羅北道(チョルラブクド)のセマングムで開かれている「第25回世界スカウトジャンボリー」を韓国のロッテグループが支援する。

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ロッテホテル&リゾートは8月7日、スカウトジャンボリーの宿営地から早期撤退し、韓国首都圏のホテルに滞在するイギリス人参加者のため、韓国文化の体験イベントを行う。プログラムは伝統料理作り、韓服体験、伝統遊びなどで構成されている。

ロッテホテル&リゾートは追加の要請があれば、韓国全土のホテル・リゾートチェーンを活用し、他のジャンボリー参加者の宿泊・文化体験イベントも支援する予定だという。

(写真=全羅北道庁)韓国で開催中の世界スカウトジャンボリー

続いてロッテウェルフードは、猛暑による熱中症などに苦しむ参加者のためにアイスクリーム1万個、ミネラルウォーター・氷菓製品を保管できる冷凍庫20台をジャンボリー組織委員会に渡した。

このほかにも、流通面では全国災害救護協会と協力して被災者心理相談・治療に活用されるヒーリングバスを緊急支援。同バスは大会閉幕日まで現場に配置され、参加者の憩いの場、応急処置の空間として活用される予定だ。

ロッテグループ関係者は「全世界の青少年が参加した今回のイベントが安全に終えられるよう関心を持ち、持続的に支援していく予定」と話した。

なお、世界スカウトジャンボリーは4年ごとに開催される世界スカウト機構の合同キャンプ大会で、今回は158カ国から約4万3000人もの14~17歳の青少年が参加している。

今年は韓国の南西部に位置する全羅北道・扶安郡(プアングン)のセマングム干拓地で、8月1日から12日まで開催されているが、初日から猛暑による熱中症患者が多数発生。ほかにも劣悪な環境や会場内の物価の高さ、配布された食品にカビが発生していたなど、トラブルが続発している。異常のような被害が相次いだことで、アメリカ、イギリス、シンガポールなどから訪れた一部参加者は早期に引き上げることとなった。

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