卵焼きに“カビ”…韓国で開催中の大規模ボーイスカウトイベントがトラブルまみれと話題

2023年08月04日 社会

韓国で開催中の「第25回世界スカウトジャンボリー」でトラブルが多発している。

【関連】「スカウトジャンボリー」で商品価格がぼったくりと話題

ずさんな運営や異常気象による熱中症、会場に設置されたコンビニが“ぼったくり価格”だったなど、話題に事欠かない本イベント。追い打ちをかけるかのように、大会に納品された卵焼きからカビが発見されてしまった。

これを受け、食品医薬品安全処は8月4日、カビの原因を分析するためメーカーが保管していた製品を回収し、精密検査を進めていると発表した。

(画像提供=「2023セマングム世界スカウトジャンボリー」組織委員会)

食品医薬品安全処は現時点で、室温保管製品である卵焼きを冷蔵保管したことで製品の表面に凝結水が発生し、湿度の高い環境が造成されたことに加え、異常なほどの高温でカビが増殖しやすくなったと原因と推定している。

食品医薬品安全処は当該メーカーを対象に、前日の現場点検も実施。その結果、製造業者は製品の品質管理のために毎月実施しなければならない自己品質検査を3月に実施せず、「畜産物衛生管理法」に違反したことが分かった。

食品医薬品安全処は似たような事例が発生しないよう、ジャンボリー組織委員会、会場となっている全羅北道(チョルラブクド)の道庁などの関係機関とともに、食材検査人員を追加配置すると発表した。さらに、ジャンボリー会場内の冷蔵倉庫の温度管理を徹底管理し、食材を納品する業者全体に対して管理を強化すると付け加えた。

なお、世界スカウトジャンボリーは4年ごとに開催される世界スカウト機構の合同キャンプ大会で、今回は158カ国から約4万3000人もの14~17歳の青少年が参加している。場所は韓国の南西部に位置する全羅北道・扶安郡(プアングン)のセマングム干拓地で、8月1日から12日まで開催予定。

【画像】“韓国の広末涼子”と呼ばれた韓国ユーチューバーの過激配信

故ク・ハラが残した日記に専門家も絶句するしかなかった理由

【画像】韓国アイドル、日本の“AV女優”とのド派手パーティーの様子

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集