韓国で開催中の「2023セマングム世界スカウトジャンボリー」に問題が噴出している。
猛暑による熱中症、安全問題などに対する憂慮が大きいなか、イベント会場に独占で入ったコンビニチェーン「GS25」の“ぼったくり価格”が物議を醸している。
会場で唯一物品を販売しているGS25は、一般的なものよりも値段を高く設定しているという。ただ、会場にはGS25しかないだけに、ジャンボリー隊員たちは仕方なく購入しているようだ。
あるメディアによると、会場のGS25では氷グラスが1500ウォン(約150円)、アイスクリームが2000ウォン(約200円)、コカコーラが2500ウォン(約250円)と、本来の値段よりも約1.5倍上昇している。一般的なコンビニでは4000ウォン(約400円)で販売されている3kgのロックアイスも、ここでは3000ウォン高い7000ウォン(約700円)で販売されている。
相次ぐ指摘に、GS25は会場内の全商品の価格を一般的な水準に下げると明らかにしたが、韓国は結局、“K-ぼったくり”論難という汚名が着せられることとなった。
なお、世界スカウトジャンボリーは4年ごとに開催される世界スカウト機構の合同キャンプ大会で、今回は158カ国から約4万3000人もの14~17歳の青少年が参加している。場所は韓国の南西部に位置する全羅北道扶安郡(チョルラブクド・プアングン)のセマングム干拓地で、8月1日から12日まで開催予定。
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