今年上半期、韓国で日本系ブランドの自動車が歴代最多の販売数を記録した。
7月31日、韓国自動車産業協会によると、輸入車のなかで日本系ブランドはハイブリッド車を中心に2万3850台を販売し、上半期基準で過去最多を記録した。
昨年の同期間に比べると、ヨーロッパ系ブランドは29.6%減少したが、日本系ブランドは10.8%も増加した。それによって日本車の輸入車市場でのシェアは19.5%となり、1年前よりも5.6%ポイント上昇した。
【関連】“日本不買運動”が盛り上がるなかで…韓国は「日本のゴミ」を大量輸入している
輸入国基準では、日本産が1万5413台で2.1%増加し、ドイツ、アメリカに次ぐ3位だった。ボルボS90の輸入が増え、中国産の車両販売は1066台と128.8%増加した。
韓国自動車産業協会チョン・マンギ会長は、「米中通商紛争と日本の輸出規制などで、自動車業界の困難が拡大する恐れがある」とし、「自動車部品は韓日間、それぞれ10億ドル(約1000億円)規模の輸出入実績を見せるなど、貿易が活性化された項目であることを勘案すれば、国際貿易システムが円滑に稼働することが重要である」と述べた。
前へ
次へ