「国民の力」ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領候補が第20代大統領に当選したなか、彼がバラエティ番組で見せた姿が再注目されている。
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第20代大統領選挙を控えて候補者たちは様々なバラエティ番組に出演し、大衆に近づいた。
前検察総長であったユン・ソギョル当選者もSBS『チプサブイルチェ』、KBS2『クイズバラエティ~屋根部屋の問題児たち』、TV朝鮮『食客ホ・ ヨンマンの定食紀行』などに出演し、お茶の間の“票”を獲得するために乗り出した。
特にユン・ソギョル当選者は、『チプサブイルチェ』に身近な姿で出演して親しみやすい印象を強調した。出演陣が呼び方で悩んでいると、「ソギョル兄貴と呼んで」と言ったかと思えば、「料理が趣味」としてキムチチゲやプルコギを作ってもてなし、「ユン主夫」というニックネームを得たりもした。また、捨て犬や捨て猫など7匹のペットとの日常を見せて好感を持たれた。
ユン・ソギョル当選者は当時、「私たちの世代は会社に10年ほど通えばアパートを手にすることができたが、最近は家を買うことがとても難しくなった」とし、「若者に希望がなければ、その社会は死んだということ。そんな問題点に変化を与えなければならない」と、大統領選挙出馬に対する考えを伝えた。
また「後輩たちに“検事は人に忠誠であってはならない”と言っている。私がここで言う“人”とは、“人事権者”だ。忠誠の対象は国家と国民だけだ。人を好きになることはあっても、忠誠を誓うのは違う」と、自分の語録について説明した。
続いて「第20代大統領は私だ」という質問に「はい」と答えた彼は「確信があるから始めた」とし、「法の執行を上手くできることはお見せしたので、国の仕事も上手くできる」と自信を表わした。
そして「大統領になるのならこれだけはしない」という質問には、「一人ご飯をしないこと」「国民の前で隠れないこと」を挙げ、「ご飯を一緒に食べるということはコミュニケーションの基本だ。野党の人士、ジャーナリスト、激励が必要な国民など、常にいろいろな人々と食事をしながらコミュニケーションをとる」と説明した。
ユン・ソギョル当選者は『食客ホ・ ヨンマンの定食紀行』を通じても、気さくな一面をアピールした。
彼は大統領候補に乗り出したことについて、「実はその気にならなかった。公務員をやってきた人間が小さなお店を出すわけでもなく、大企業を営もうとしているようなものではないか。しかし自分一人で作るのではなく、多くの方が一緒に参加するというので決定した。妻は政治をするのなら、家庭裁判所に行ってハンコを押そうと言っていた。とても嫌がった」と率直に述べた。
続いて「政治を始めながら市場に通うようにしたのだが、学ぶことが多い。民主主義の憲法の本だけを読んで、頭の中でだけ考えていたが、実際に感じた。民心の怖さを知って、政治家が再び見えるようになった」と打ち明けた。
自分を「キムチチゲ」に例えた彼は、「シンプルで単純なものが好きだ。作るのも簡単でお馴染みの食べ物」と説明した。それと共に「お互いに憎まない国民統合の道に行きたい。その方法のひとつが文化」とし、「『定食紀行』の視聴ひとつで皆が共感すれば、国民統合になるのではないかと思う」と付け加えた。
そうかと思えば『クイズバラエティ~屋根部屋の問題児たち』では、大胆な“バラエティ感”を披露したりもした。
スタートから“レベル”についての質問に、「レベルを最高に引き上げろ。視聴者たちが面白くなければならない」とクールに答えた彼は、“ソウル大勉強法”から8浪して合格した司法試験、妻との結婚に至るエピソードまで率直に打ち明けた。
またユン・ソギョル当選者は、「大統領をやるという人や現職大統領は皆、勉強する姿勢を持たなければならないと思う」と新たな誓いを伝えた。
(記事提供=OSEN)
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