増え続けるスマートフォンの“カメラ競争”…トリプルカメラが勝負手になるか

2018年09月27日 社会 #サムスン
今年下半期は、スマートフォン“カメラ戦争”が本格化する見通しだ。スマートフォンメーカーは最近、デュアルカメラを超えてカメラ3台を搭載したトリプルカメラを披露して、競争力確保に乗り出している。

スマートフォンは革新技術の低迷でユーザーの買い替え周期が長くなっているため、変化が激しいカメラ性能を強化して需要を押し上げる狙いだ。消費者がカメラ機能を製品を選ぶ重要な要素ととらえている点も、メーカー各社にとって見逃せない部分だろう。

レンズの個数が増えれば、被写体を強調して背景をボカすアウトフォーカス効果が強化されるだけでなく、画角がより広がることで目で見た視野をそのまま表現することができる。次々と登場するトリプルカメラ搭載スマートフォンの場合、シングルカメラやデュアルカメラよりもさらに広い画角を盛り込むことができるだけでなく、写真の画質と解像度が高まるなど、さまざまな長所がある。

トリプルカメラはファーウェイが去る4月、「P20 Pro」を通じて初めて披露した。「P20 Pro」のトリプルカメラはLeicaと協力して作られており、4000万画素カラーレンズ、2000万画素モノクロレンズ、800万画素ズームレンズを組み合わせた。モノクロセンサーはカラーフィルターがなく、より多くの光を取り入れることができるので、これをカラー写真と結合すれば、低照度の環境でも良い写真を撮ることができる。
ファーウェイ「P20 Pro」
ファーウェイは10月16日に、最新のフラグシップスマートフォン「Mate 20」シリーズをロンドンで公開する。同製品にも「P20 Pro」と同様に背面にカメラが3つ搭載される見通しだ。カメラの画素数は上半期に公開した「P20 Pro」と同等ではないかと予想されている。

サムスンは“クアッドカメラ”、アップルは?

サムスン電子も最近、中低価格のスマートフォン「Galaxy A7」にトリプルカメラを初めて搭載した。

前へ

1 / 2

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集