増え続けるスマートフォンの“カメラ競争”…トリプルカメラが勝負手になるか

2018年09月27日 社会 #サムスン
同製品は2400万画素メインカメラに画角120度の超広角800万画素カメラ、500万画素深度カメラで構成された。画角120度は人間の視野角に等しく、使用者が見ているシーンをそのまま撮影できる。「Galaxy A7」は10月初めから全世界で逐次、発売される。

またサムスンは、10月11日にマレーシアで「Galaxy A9 Pro」を公開する。この製品の背面カメラは4つのレンズで構成された“クアッドカメラ”が搭載された。

LG電子も10月4日に公開する新型スマートフォン「V40 ThinQ」にトリプルカメラを搭載する。「V40 ThinQ」は前面にデュアルカメラ、背面には3つのカメラが搭載される。背面カメラの画素はそれぞれ2000万画素、1600万画素、1200万画素で1つの被写体を標準、超広角、望遠など3つの画角で表現してアウトフォーカス効果がより強化されると考えられている。また前面カメラ2個のうち1つは三次元顔認識など、セキュリティと認知技術に使われるものと予想されている。
サムスン「Galaxy A7」
アップルは、トリプルカメラに遅れて参戦するようだ。

最近お目見えした新型「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」は、デュアルカメラを搭載した。ただアプリケーションプロセッサー(AP)の改善を通じてカメラ性能を改善。新型iPhoneにはアップルの7ナノメーター技術を導入した“A12バイオニックチップ”が搭載された。このAPは、毎秒5兆の演算処理が可能で、カメラセンサーが送ったデータを分析して被写体を急速に感知し、アウトフォーカスなどの効果を高めることができると説明された。トリプルカメラは来年中に発表されるiPhoneの新製品に搭載されるものと予想される。

(構成=呉 承鎬)

前へ

2 / 2

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集