中国の大手ECサイトで不可解な事象が発生している。
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韓国・成信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は、「三一節(3月1日)の連休中、多くのネットユーザーから情報提供を受けた」とし、「実際にTemuとAliExpressで検索してみたところ、デザインが間違った太極旗(韓国国旗)の商品が多数見つかった」と明らかにした。
まずTemuでは、韓国国旗の四卦の配置が間違ったデザインのタンクトップが販売されていた。そしてAliExpressでは、さらに衝撃的な事態が確認されている。「太極旗」と検索すると、アメリカの星条旗やイギリスのユニオンジャックが表示されるだけでなく、犬用ブランケットや太陽系のカーペットといった、何の関係もない商品が多数検索結果に現れたのだ。
現在、韓国国内のTemu月間アクティブユーザー(MAU)は約800万人で、AliExpressは約900万人とされている。このような状況の中、世界的なECプラットフォームが国旗を正しく表記せず、無関係な商品を検索結果に表示するのは、消費者を欺く行為ではないかとの批判が高まっている。
これについてソ教授は、「世界的なショッピングプラットフォームで、ある国の国旗を検索した際、“間違ったデザイン”が表示されるのは世界の消費者を欺く行為」と厳しく批判。さらに、「グローバル企業として、他国の消費者を対象にビジネスを行うのならば、その国の“象徴”を厳格に管理することは最低限のビジネスマナーだ」と強調した。
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