薄毛の人たちの哀歓と情報共有の場所であるオンライン上の「薄毛コミュニティ」が、史上初となる薄毛治療剤の健康保険適用公約で大いに沸いた。
韓国の与党「共に民主党」の大統領選挙候補であるイ・ジェミョン候補側が1月4日、「小さいが確実な幸福公約」として薄毛治療剤に健康保険の適用を検討中というニュースを伝えたことに続き、同日午後にはイ・ジェミョン候補が自ら政策の詳細を提案されたと映像まで公開したのだ。
イ・ジェミョン候補は同日、自身のSNSを通じて「薄毛治療と関連してこれまで不便だった点、政策に反映したい意見、#イ・ジェミョンプラスを通じて自由に残してください」とし、「イ・ジェミョンは植えるのです」という映像を公開した。
公約を確実に実行するという意志が込められた映像に、薄毛コミュニティの代表格であるDCインサイドの薄毛ギャラリーでは反響が爆発した。オンライン上では「イ・ジェミョン大統領は本気だ」「もう髪が生えた感じがする」「青瓦台(韓国大統領府)に植えよう」と熱狂的な反応を見せた。
国会保健福祉委員会所属の共に民主党チェ・ジョンユン議員も1月4日、SNSを通じて詳しく説明した。
チェ議員は「薄毛は公式な疾病コードが付与された病気だが、薄毛治療薬は保険が適用されない。国民5人のうち1人が薄毛とされているが、薬の代金が負担となり、海外から直接購入したり、薄毛治療薬のような成分がある前立腺薬を処方されたりするのが現実」と指摘した。
それと共に「千万薄毛人たちの薬代の負担を軽減することで“公約”を保障できるように、イ・ジェミョン候補と共に民主党が最善を尽くす」と話した。
イ・ジェミョン候補は同日、聯合ニュースTVに出演し、「周辺に薄毛で苦しむ方がいらっしゃり、“これも健康に関することなのになぜ保険にならない”と長らく考えていたため、かなりまともなアイテム」と話した。
リスナープロジェクトを通じて公約を発掘した青年選挙対策委員会は、1月5日午後、「青年薄毛緊急対策委員会招待懇談会」を開くことにするなど、反響が大きい公約に早急に対応することを予告した。
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