韓国のとある高校の野球部前監督が後援金を横領し、父兄から金品を受け取った疑いで警察に拘束された。
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韓国メディア『聯合ニュース』によると、仁川中部警察署は横領、詐欺、不正請託および金品など授受の禁止に関する法律違反の疑いで、仁川市中区のA高校野球部の前監督である40代の容疑者を拘束したと12月7日に明らかにした。
容疑者はA高校の野球部監督を務めた2016年から今年初頭まで、野球部の後援金や学校予算約8000万ウォン（約800万円）を横領し、個人的に使ったという疑いが持たれている。
容疑者はスポーツ用品メーカー2社と組み、後援金などで野球用品を買い取ったかのように偽装した書類で犯行を行った。また、父兄たちから慶弔費、食事代などの名目で約1800万ウォン（約180万円）を受け取ったという調査結果も出ている。
仁川地裁のチャン・ギソク令状担当判事は前日午後、容疑者逮捕前の被疑者尋問を行い、「証拠を隠滅して逃走する恐れがある」として、逮捕状を発行した。
警察は、容疑者と犯行を共謀したスポーツ用品メーカー2社の代表2人も、横領や詐欺の容疑で在宅起訴した。支出決議書を事実通り作成せず、容疑者の犯行を幇助した野球部部長ら学校関係者2人も、虚偽公文書作成の疑いで取り調べた。
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