女優のノ・ヒョンヒがデマ、整形、健康問題、そして借金まで抱え込んだ残念な近況を伝えた。
最近放送された韓国チャンネルAのバラエティ番組『オ・ウニョンの金相談所』(原題)にはノ・ヒョンヒが出演し、悩みを告白した。子役時代から数えれば、ノ・ヒョンヒはデビュー32年目だ。
番組出演者のチョン・ヒョンドンが「ノ・ヒョンヒは元祖“デマ金持ち”」というと、ノ・ヒョンヒは「昔は本当に(デマが)多かった」と返した。かつて出演していたトークショーについて言及し、「親交があった番組MC(故ソ・セウォンさん)が楽しくやってみろと言ったので、突然ダンスを踊った」と話した。
だが以降、悪質なコメントがついて回ったというノ・ヒョンヒは、「ある日、“チョ・ヨングに聞いた話”とし、ノ・ヒョンヒが服を脱いでPDたちの前で踊るというデマができた」とし、「本当に信じられそうだった」と悔しがった。
一方で、整形について認めた最初の芸能人ともされるノ・ヒョンヒは、「率直な性格が私の長所であり短所。噂に対する釈明をはっきりとした」と述べた。だが、率直な釈明がさらに多くのデマを作り出したとし、「離婚に関するデマ(妊娠できないから離婚した)まであった。デマで関心を集めるより、愛されたかった」と話した。特に「妻、そして女として愛されたかった」とも心境を伝えた。
オ・ウニョン博士は、本格的にノ・ヒョンヒと母親に悩みを聞いた。
母親は「娘と本当にたくさん喧嘩する」と悩み、実際の2人の姿が放送された。母親は「実は私が悪口をたくさん言う」とし、娘のノ・ヒョンヒに普段から「狂った××、犬のような××」と悪口を浴びせていた。母親はノ・ヒョンヒに「あなたと一緒にいたくない」と言い、ノ・ヒョンヒは「じゃあ出ていけ」と言い放った。
はばかることなくお互いを攻撃し合う2人だ。息が詰まるような会話が続いた。ノ・ヒョンヒは「母親が大騒ぎするからストレスを受ける」と言って負けなかった。ついには、お互いに死ぬという話まで出た。ノ・ヒョンヒは「私も母親も死ねと言う」とし、「回復が難しそうだ、このままが一番楽なようだ」と話した。
2人を見てオ・ウニョン博士は「2人の対話が思ったよりも深刻だ」とし、非難混じりの対話が問題だと話した。「言葉の表現を変えなければならない」とも強調した。
実際にノ・ヒョンヒの言葉の一部には、母親に対する恨みが混ざっていた。娘の言葉に母親は罪悪感を覚えた。母親は「実は(娘が)本当は結婚したくなかったのに無理にさせた。申し訳ない部分がある」とし、娘の結婚生活に言及した。
2002年5月に結婚したが、数年後に離婚したノ・ヒョンヒ。彼女は「式場入場前まで涙が止まらなかった。ただずっと泣いた」とし、「したくてした結婚ではなかった。結婚後の8年間、ショーウィンドウ夫婦として暮らした」と爆弾発言をした。
何よりも激しいストレスで、胃腸障害など健康問題まで出てきたという。
しかも母親の強要で弟の借金まで抱え込んだノ・ヒョンヒは、「今、私が返さなければならないお金は8億ウォン(約9300万円)だ。昨年8月から借金督促に苦しめられ、すでに家は競売にかけられた」と明かした。
(記事提供=OSEN)
◇ノ・ヒョンヒ プロフィール
1971年4月25日生まれ。1983年から子役として活動し、1991年にKBS第14期公開採用タレントとして芸能界デビューを果たした。『なつめの木に愛がかかったな』(1993年)や『伝説の故郷』(1997年)、『太祖王建』(2000年)、『偉大な遺産』(2006年)、『あなたの女』(2013年)など、数多くのドラマに出演。韓国芸能人で初めて整形を認めた人物としても知られる。
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