アメリカで出産することを叩かれたタレントのアン・ヨンミ(40)が約1年ぶりに復帰する。
5月30日、MBCラジオはアン・ヨンミが『2時のデート、アン・ヨンミです』でラジオDJに復帰すると伝えた。
2023年4月に出産と育児のために、すべての放送から離れたアン・ヨンミは、復帰作として『2時のデート』を選び、ラジオに対する愛情を再び見せた。
休んでいる間、リスナーとダイレクトメッセージをやりとりしながら、大きな癒しをもらったという彼女。しかも単独でのラジオ進行は、今回が初めてとなる。
アン・ヨンミは「休みの間、自分がリスナーになってみると、ラジオを聞きながら得られる慰めが何かがわかった。以前よりさらに成熟して、エネルギッシュな姿で皆さんに楽しみと癒しを同時に与える」と伝えた。
公開されたポスターからも、彼女のエネルギーを感じることができる。2023年4月から『2時のデート』を進行したジェジェは、6月2日の放送を最後に卒業する。その翌日の3日からアン・ヨンミがDJを務める予定だ。
なおアン・ヨンミは出産を間近に控えた昨年5月、アメリカで出産することが知られ、議論となった。
オンラインを中心に、アン・ヨンミが“遠征出産”を通じて生まれてくる息子の兵役免除の恩恵を享受しようとしているのではないかという疑惑が提起された。実際に彼女のチャンネルには「お金は韓国で稼ぎ、子供は二重国籍者にして兵役免除などの恩恵を与えようとしているのではないか」「出産前の臨月にあえてアメリカに行くのはなぜか」「実家が韓国なのにあえてアメリカに行く理由が怪しい」などのコメントがついた。
そんな批判に対してアン・ヨンミは直接、「うちのタクコン(胎児名)はようやく8カ月になった。それもお腹の中で。すでに軍隊の問題まで考えてくださるのは、あまりにも遠い話のようだ」とし、「(アメリカで働いている)夫がベトナムにいたとしても、フィリピンにいたとしても行ったはずだ。人生に一度だけの大切な妊娠期間、出産、育児を一人でできるわけがない。愛する夫と一緒にいなきゃ」と書いた。
それでも騒動が収まらず、所属事務所が法的対応を予告したりもした。アン・ヨンミは昨年7月6日、無事に息子を出産した。
◇アン・ヨンミ プロフィール
1983年11月5日生まれ。2004年にKBS第19期公採コメディアンとしてデビュー。KBSの『GO! GO! 芸術の中』で人気となり、2009年にはKBS演芸大賞の女性コメディアン部門で優秀賞を受賞。2013年には過激な写真集を発表し、大きな話題にもなる。2018年には女性コメディアン4人で結成されたダンスボーカルグループ“セレブファイブ”の一員も務めた。2020年2月に一般男性と結婚。2023年7月に息子を出産した。
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