元K-POPアイドルが、アイドルの音楽番組活動の“悲惨な現実”を暴露した。
ボーイズグループVICTON出身のド・ハンセ(26)は最近、ファンプラットフォームを通じて「音楽番組はとても良いが、あまりにも採算が合わない」と主張した。
彼は「第2世代の先輩たちのように、音楽番組に出たからと途方もない広報効果があるわけでもない。音楽番組を1週間、回るために1000万ウォン(約100万円)はかかる。最近は上がったかもしれないが、僕の時は1番組当たり、出演料5万ウォン(約5000円)だった」と明らかにした。
また、「カムバックするためには格好良くなければならないので、ヘア、スタイリング、現場スタッフの食費、間食費、飲み物代などなど、2000万ウォン(約200万円)もかかる」とし、「それがすべてアイドルの借金になる」と強調した。
ド・ハンセは「清算を受けられるアイドルグループはほとんどない」とし、「K-POPファンではない大衆まで知っている数チームを除いては、みんな借金だけ積んで契約が終わる」と述べた。
ただ、「受け取るお金もなしに、途中で解散したり、契約を無事に終えたりできれば、よく持ちこたえたことになる。活動しながら積もった借金は、契約が終われば返さなくていい」と付け加えた。
そして「K-POPアーティストたち、本当に尊敬している。世の中の熾烈なところに住む人々」と尊重した。
なお2016年11月にデビューした6人組グループVICTONは、2023年4月にメンバーのド・ハンセ、チェ・ビョンチャン、チョン・スビンが所属事務所との契約を終えて脱退し、事実上の解散となっている。
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