裁判所はFIFTY FIFTYの事務所を支持…“裏切り”の外注プロデューサーへの債権仮差押えが決定

2024年05月07日 話題 #FIFTY FIFTY

ガールズグループFIFTY FIFTYの所属事務所であるATTRAKTが提起した外注業者The Givers社に対する預金債権の仮差押申請を裁判所が受け入れた。

【写真】「後悔している」FIFTY FIFTY・キナ、“黒幕”を明かす

ATTRAKT側は5月7日、「訴訟代理人である法務法人ソジョンを通じて、ソウル中央地方裁判所に提起したThe Giversの不法行為による損害賠償請求権の一部に対する預金債権仮差押え申請が、4月24日に決定された」と明らかにした。

これに先立ってATTRAKTは2023年9月27日、The Giversと役職員に対して、不法行為および債務不履行による損害賠償を請求する内容の本案訴訟を提起した。その訴訟は継続中だが、今回の預金債権仮差押申請は10億ウォン(約1億円)の損害賠償請求権に対する補填だ。

ATTRAKTは当時、損害賠償請求金額は一部の金額を請求したものであり、今後の裁判過程で損害賠償請求金額をさらに大きく拡張する予定と明らかにしたことがある。

FIFTY FIFTY。左からシオ、セナ、アラン、キナ
(写真提供=OSEN)FIFTY FIFTY。左からシオ、セナ、アラン、キナ

ATTRAKTの訴訟代理人側は「ATTRAKTが本案訴訟に勝訴したとしても執行が不可能だったり、顕著に困難になったりする危険性が高く、債権仮差押えを通じて補填する必要があると判断した」と今回の訴訟の趣旨を明らかにした。

なお訴状によると、FIFTY FIFTYの外注プロデューサーを務めたThe Giversのアン・ソンイル代表とペク・ジンシル理事は、ATTRAKTと締結した業務用役契約上の義務に違反しただけでなく、原告(ATTRAKT)の業務を妨害したり、原告を欺いたり、原告の利益に反する背任的な行為をしたことで、原告に財産上の損害を与えたという。

◇FIFTY FIFTYとは?

キナ、セナ、シオ、アランの4人で2022年11月にアルバム『THE FIFTY』でデビューしたガールズグループ。2023年2月に1stシングルアルバム『The Beginning: Cupid』をリリースし、そのタイトル曲『Cupid』が大ヒット。米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」に25週連続チャートイン(最高順位17位)し、BLACKPINKが持っていた歴代K-POPガールズグループの連続チャートイン記録(8週連続)を大幅に更新した。“中小芸能事務所の奇跡”と呼ばれた。しかし同年6月、突然メンバー全員が専属契約効力停止仮処分申請を提出し、所属事務所と紛争が始まった。最終的にキナだけが復帰。所属事務所は同年10月、3人に専属契約解除を通知した。

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