韓国スターたちが悪質なアンチファンに苦しめられている。
ガールズグループBaby V.O.Xのカン・ミヨンが最近、記憶の一部が消えるほど深刻だったアンチによるトラウマを告白したが、すぐに女優のソ・ユナに続き、アナウンサーのイ・ウンジュまで悪質なダイレクトメッセージに苦心していると明らかにした。
先立ってソ・ユナは4月13日、自身のSNSを通じてSHINHWAキム・ドンワンの“ファン”と推定されるユーザーから受け取ったダイレクトメッセージを公開した。
彼女とキム・ドンワンは、バラエティ番組『最近の男子ライフ-新郎授業』(原題、チャンネルA)で共演し、仲睦まじい様子を見せている状況だ。
公開されたダイレクトメッセージには、「地球上から消えて」「顔に塩酸を撒く」「お前はドンワンを誘ってファンを傷つけるゴミだから悪質コメントを甘受しなければならない」などと書かれた。ソ・ユナは「どうしてこんなことをするのか。こうならないでほしい」と頼んだ。
ソ・ユナに対する同情が広がったなかで、SHINHWA・アンディの妻であるイ・ウンジュも4月15日、同一人物と見られるユーザーからのダイレクトメッセージを公開した。
イ・ウンジュは「悪い文章を読ませて申し訳ない」とし、数枚のキャプチャ画像を公開。その画像にも、ソ・ユナのときと同じレベルの悪質なメッセージが含まれていた。
イ・ウンジュは「このようなメッセージを受け取って申告することを誓ったが、私がSHINHWAファンを攻撃したと誤解されることが恐ろしく、何よりも夫に被害を与える行動になりそうで、ついに申告できなかった」と口を開いた。
彼女は「しかし俳優ソ・ユナさんにも“同じ方”が、口にできない話をしているようなので、常習的な言動を防ぐために今からでも勇気を出して上げる」とし、「私のこの文章が大切なファンの方々を攻撃するためのものではなく、悪意ある言葉を吐き出した特定人を対象にしている点をもう一度申し上げる」と強調した。
続けて「ある程度なら耐えられるが、この文章を見て度が過ぎた言動を継続されるならば、この間に集めておいた資料を収集し、今は本当に措置を取るという話を申し上げる」と法的対応を示唆したりもした。
悪質なファンによって苦痛を受けるスターが発生したのは、昨日今日の話ではない。
4月10日に放送されたバラエティ番組『遊んでいたお姉さん2』(原題)にはBaby V.O.Xのメンバーたちが出演し、過去にアンチに苦しめられたトラウマを告白したりした。
なかでもカン・ミヨンは「私たちはアンチが多くて、メンバー同士でお互いを保護しようとしたし、それでどこか(チームワークが)強固だ」とし、「当時は私も10代で幼かった。今は大丈夫だが、その時は制服だけ見ればトラウマのように怖かった」とアンチファンに対する心境を明らかにした。
彼女は「アンチのせいでメンバーたちに被害がたくさん行き、それが特に申し訳なかった。自分だけ悪口を言われて被害を受けれるのならいいが、私ではなく、ユン・ウネが水鉄砲に当たって目が悪くなるところだったし、姉たちが卵を投げつけられた」と明かした。
また、「カムバックをすれば、熱心に準備したので歓呼や拍手が出てこなければならないのに、“消えろ”という言葉が出てきて、私たちの活動にあまりにも被害を与えて大変だった」と打ち明けた。
これを聞いたキム・イジは、「ミヨンと一緒に(所属事務所の)社長の誕生日プレゼントを買いに行ったが、200人を超えるアンチが売り場を囲んで、ドアまで割ろうとした」と深刻だったアンチの行動について言及。カン・ミヨンは「私はその時代の記憶がほとんどない」と、深刻な苦痛で記憶の一部が消された事実を告白したりもした。
カン・ミヨンに対するアンチが増加したのは、当時最高の人気を誇っていた男性アイドルとの熱愛説が浮上したからだ。キム・イジは当時を回想しながら、「ステージ中に現場で悪口が飛び交った。ナイフや剃刀が宿舎に積まれていた」と明らかにした。
消えない悪質なファンの無慈悲な攻撃に苦しむスターが増えている。度を超えた悪質なメッセージが続いているなか、スター自身による訴えで“ファン型テロ”が消えるか注目される。
(記事提供=OSEN)
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