実の兄と裁判を続けているタレントのパク・スホン(53)が父親になる。
パク・スホンの23歳年下の妻キム・ダイェは3月19日、新たに開設した自身のSNSを通じて「私たち夫婦が結婚3年で、ついにママとパパになった」と明らかにした。
彼女は「ママが大変じゃないように試験管に一度で来てくれた、ありがたくて大切な赤ちゃん」とし、エコー写真まで公開して喜びを伝えた。
同時にキム・ダイェは夫への愛を伝え、「これ以上、悲しい過去で一日一日の苦しさと苦痛のなかに生きないで」と述べた。
先立ってパク・スホンは2021年4月、2011年から2021年まで実兄夫婦が自身のマネジメントを担当する過程で金銭的な被害を受けたとし、2人を横領疑惑で告訴した。
これに対して実兄夫婦側は、計61億7000万ウォン(約6億1700万円)の横領容疑のうち、弁護士選任費用3700万ウォン(約370万円)と不動産管理費の月30万ウォン(約3万円)の支出についてのみ容疑を認めた。ただパク・スホンの兄嫁は「法人に名前を載せただけ」とし、すべての疑惑を否認した。
昨年10月13日には、パク・スホンの実兄夫婦の横領疑惑に関する8回目の公判が開かれた。検察の証人として法廷に立ったパク・スホンの父親は「私が30年以上、スホンの世話をしてあげた。部屋にあるコンドームまで全部片付けてあげた」「スホンはお金を使いすぎた。それが不満だった」「スホンは女が大好きだ」などと発言し、実兄だけをかばって大きな話題になった。
今年2月14日、裁判所は1審でパク・スホンの実兄に懲役2年を言い渡したが、兄嫁は無罪とした。パク・スホン側は同日、控訴する立場を明らかにしている。
そんな難しい状況のなかでのパク・スホン夫婦のうれしい知らせだけに、多くの祝福が送られている。
キム・ダイェの文章全文は、以下の通り。
◇
私たち夫婦が結婚3年で、ついにママとパパになりました。
ママが大変じゃないように試験管に一度で来てくれた、ありがたくて大切な赤ちゃん天使です(もう親孝行した)。
夫は家庭を築き、愛する人に似た赤ちゃんを産んで生きていく平凡な夢を一生諦めて生きていたそうです(本人の人生にはそんな幸せはないと信じていたと…)。
そのためでしょうか?今回の赤ちゃんを準備する過程で、私よりもっと切実な姿で毎日赤ちゃんのために祈っていました。
毎週病院に行くたびに、夫のほうがハラハラ緊張しています。そして赤ちゃんが元気なのを見るたびに、感激の涙を流しました(泣き虫パパ)。
これ以上、悲しい過去で一日一日の苦しさと苦痛のなかに生きないで、もう。
パパという存在だけでも感謝する子供がいて、どんな困難があっても黙々と共にする私がいて、不幸の中でもそばを守って残ってくれた知人たちと、そして応援する多くの人々と、残された人生を幸せに描いていくことを願います。
◇パク・スホン プロフィール
1970年10月27日生まれ。1991年の第1回KBS大学ギャグ祭を通じてコメディアンとしてデビュー。同ギャグ祭出身の4人で活動し、巧みなトーク術や長身のビジュアルで愛された。KBSのバラエティ番組をはじめ様々な番組でMCを務め、国民的なタレントに。2021年4月、自身の出演料などを長年横領してきたとしてマネジメントを務めていた実兄夫婦を告訴。同年7月に23歳年下のキム・ダイェと結婚した。
■【写真】「ゴムまで片付けた」と両親に暴露されたパク・スホン
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