タレントのパク・スホンと妻のキム・ダイェが多事多難な時間を過ごしている。
名誉毀損で告訴した“暴露系ユーチューバー”のキム・ヨンホさんが突然この世を去って事件が公訴棄却となり、法廷では両親による私生活暴露で傷つけられた。
パク・スホン＆キム・ダイェ夫婦は、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律（横領）違反の容疑で起訴されたパク・スホンの実兄夫婦と長らく法廷争いを続けており、虚偽事実流布および名誉毀損で訴えたキム・ヨンホさんとも同様に“喧嘩”をしてきた。
だがキム・ヨンホさんが10月12日13時頃、宿泊中だった釜山（プサン）・海雲台（ヘウンデ）のホテルで亡くなった状態で発見され、13日付で公訴棄却が決定された。
これについてキム・ダイェは10月14日、YouTubeチャンネル「ノ・ジョンオン、キム・ダイェの本当のニュース」コミュニティを通じて、「判決を控えて…私があそこ（死後の世界）に行ったとき、その時は私に謝ってほしい」と苦々しい気持ちを表わした。
先立ってパク・スホンは2021年、自身とキム・ダイェを相手に虚偽事実を流布したとして、キム・ヨンホさんを名誉毀損、強要未遂、侮辱などの疑いで告訴した。2022年10月、ソウル東部地方検察庁は疑惑をすべて認め、在宅起訴状態で裁判に引き渡した。
キム・ヨンホさんは昨年4月から8月まで、パク・スホン＆キム・ダイェ夫婦に対する根拠のないデマを流した疑いが持たれていた。キム・ダイェは今年3月、キム・ヨンホさんに対する公判に直接証人として参加しており、10月16日には公判が予定されていた。
一方で、パク・スホン＆キム・ダイェ夫婦は10月13日、パク・スホンの両親による衝撃的な証言でイシューの中心に立った。
同日、ソウル西部地裁・刑事合意11部では、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律（横領）違反の疑いで起訴されたパク・スホンの実兄夫婦に対する8回目の公判が開かれた。
パク・スホンの父親は検察側の証人として、母親は被告側の証人として法廷に立った。パク・スホンは出席せず、対面は行われなかった。ところがパク・スホンの両親が公判で行った証言は、“暴露”といっていいレベルだった。パク・スホンの過去を暴き、自分たちの息子を非難したのだ。
パク・スホンの父親は「私が30年以上、スホンの世話をしてあげた。部屋にあるコンドームまで全部片付けてあげた。上の子（実兄）は節約しすぎて、パク・スホンはお金を使いすぎた。それが不満だった。キム・ダイェがパク・スホンの財産が欲しくて、それでこの作戦を立てたようだ」「スホンは女が大好きだ。私が知っている名前だけで6人だ。産婦人科に行った女性もいる。兄が後始末をしてあげたこともあるが、私たちを“ストロー（お金を吸い取るというニュアンス）”と呼ぶ。世の中にこんな悔しいことがどこにあるのか。迫害を受けながらお金を貯めてあげたが、一番上の子は手錠をかけられている。腹が立つではないか」と証言した。
パク・スホンの母親は「税理士、ノ・ジョンオン弁護士、キム・ダイェの3人でスホンに計画的に接近した。マスコミには“お母さんがストローを差した”と言っており、腹が立つ。あれらがゴミだ。私がゴミなのか」「（タレントの）ソン・ホンス、これも捕まえる。（タレントの）ユン・ジョンスは正しいことばかり言う。悪いことがすべて押し寄せてきた。これらが完全に悪いものだ。私は死ぬために頭まで丸めた。とても腹が立った。本当に死にたくても薬がなくて死ねなかった」と憤った。特に「頭まで剃った」と明らかにし、衝撃を与えた。
10月15日、パク・スホンの法律代理人であるノ・ジョンオン弁護士は、本サイト提携メディア『OSEN』に「キム・ヨンホ死亡で事件が13日に公訴権なしで終了した。キム・ヨンホ氏の虚偽事実の誹謗は、兄嫁から情報提供を受けて事実と信じたこと」とし、「事件が終了しただけに、パク・スホン氏の兄嫁を来週中に告訴する予定だ。明日か明後日に提出しようと思う」と明らかにした。
パク・スホンの両親は、パク・スホンに完全に背を向けて実兄の肩を持った。同じようにお腹を痛めて産んだ子供だが、片方は正しく、もう片方は間違っていると非難し、他人以下の扱いをするパク・スホンの両親の言動には驚愕を禁じ得なかった。
幸せに新婚生活を送ることもできず、様々な訴訟で苦しい時間を過ごしているパク・スホン＆キム・ダイェ夫婦。キム・ヨンホさんの突然の死と両親の私生活暴露によって、さらに苦しい時間を過ごしている。
（記事提供＝OSEN）
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