女子フェンシング韓国代表出身のナム・ヒョニが“元婚約者”との詐欺共犯疑惑を払拭した。
【写真】ナム・ヒョニ、“性的関係”時の状況を告白「男だった」
ソウル松坡（ソンパ）警察署は3月4日、ナム・ヒョニの特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反（詐欺）などの容疑に対して、“嫌疑なし”で検察に不送致する決定を下した。
警察はナム・ヒョニと“元婚約者”チョ・チョンジョの対質調査を行ったが、2人が共謀したことを確認することはできず、ナム・ヒョニに嫌疑なしという結論を下した。
先立ってチョン・チョンジョは、財閥グループの婚外子を自称し、性別まで偽りながら、投資家などから30億ウォン（約3億円）を騙し取った容疑で裁判にかけられ、2月14日の1審で懲役12年を言い渡された。
その過程でチョン・チョンジョの婚約者だったナム・ヒョニも、一連の詐欺の共犯者ではないかと疑われたが、彼女は疑惑を一貫して否認。「私こそチョン・チョンジョに最初から最後まで最も大きく騙された最大の被害者」と訴えていた。
また、自身のSNSに「事実かどうかを確認するために多くの時間がかかる事件だが、その過程でチョン・チョンジョとチョン・チャンス（チョン・チョンジョの実父）の詐欺師父娘が拘束され、大変幸いだと思う」と心境を綴ったりもしていた。
なおナム・ヒョニは昨年10月、チョン・チョンジョと再婚すると発表して大きな話題を集めた。しかしその後、チョン・チョンジョの一連の詐欺疑惑が浮上すると、ナム・ヒョニはチョン・チョンジョを詐欺容疑で告訴した。
◇ナム・ヒョニ プロフィール
1981年9月29日生まれ。韓国・京畿道出身。身長154cm。大韓民国の元フェンシング選手。オリンピックは過去4大会に出場し、2008年北京大会で個人銀メダル、2012年ロンドン大会で団体銅メダルを獲得した。2011年に元自転車競技韓国代表のコン・ヒョソクと結婚、2013年4月に第一子となる娘が誕生したが、2022年8月に離婚を発表した。現在はソウル江南区でフェンシング教室「ナム・ヒョニ・インターナショナル・フェンシングアカデミー」を運営している。
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