1994年になにがあったというのか。芸能界の“期待株”はほとんど94年生まれだ。
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自国にとどまらないグローバルな活躍で人気を博している韓国スターの“生まれ年”に注目が集まっている。ドラマや映画、音楽をはじめとした各分野で頭角を現しているスターのほとんどが94年生まれなのだ。
9月12日生まれで、昨年12月に入隊したRM。中学時代から作詞の実力が抜きんでており、BTSのメンバーとして高い人気を得る以前からポテンシャルを爆発させる有望株として注目を集めた。
BTS結成の決定的なきっかけとなったのもRMだ。グループ内ではメインラッパー、そしリーダーとして活躍を予告し、デビュー直後から非常に優れた作詞センスを見せた。実際にBTSの楽曲のほとんどで作詞を担当しており、才能に安住せず日々成長する音楽的感性で世界中のファンを魅了している。
RMは実年齢に比べて思慮深く、メンバーの中で最も大人びた姿を見せることでも有名だが、これはRMならではの秀麗な話術によるところでもある。公式的な場でどのような質問を受けた場合でも、RMの利発的で教養のあるコメントが光っている。現在は軍服務中のRMだが、すでに除隊後にどう口を開くのか注目が集まっている状況だ。
BTSのムードメーカーとしてグループの色をより鮮やかなものにしているJ-HOPEもまた、1994年生まれだ。
2月18日生まれのJ-HOPEは、親しみやすいビジュアルや立ち振る舞いから各種バラエティ番組で存在感を光らせる。初対面の人間とも臆することなく接する明るい人柄で、作詞作曲のセンスもピカイチだ。
RMも「大衆的なメロディーを作り出す感覚が優れている」とJ-HOPEを絶賛しており、他のメンバーが困難を憶える振り付けも即座に身に着けるため、「振り付けチーム長」としても親しまれている。
今やお馴染みのイケメン俳優となったソン・ガンは、4月23日生まれだ。2017年にドラマ『カノジョは嘘を愛しすぎてる』に出演してデビューし、2020年にはトップクラスの期待値を誇る俳優に急浮上した。
現在は海外でも非常に人気の高いグローバルスターとして活躍しており、そんなソン・ガンの人気に火を付けたのがNetflixだ。
ソン・ガンの代表作となったNetflixオリジナルシリーズ『恋するアプリLove Alarm』『Sweet Home－俺と世界の絶望－』は韓国にとどまらない反響を呼び、作風にマッチしたソン・ガンのビジュアルと演技力が世界のファンをときめかせている。
10月10日生まれのペ・スジは、2010年にK-POP女性グループmiss Aのメンバーとしてデビュー。当時16歳という若さで一躍トップアイドルに成長した。
2012年に映画『建築学概論』に出演し、その清純な愛らしさから「国民の初恋」と呼ばれるように。同作は現在もペ・スジの代表作として挙げられており、当時現役アイドルであったにもかかわらず女優としての高いポテンシャルを発揮していたことがわかる。
その後も『むやみに切なく』『あなたが眠っている間に』といったドラマで代表作を更新。2019年に主演を務めたスパイ・アクション『Vagabond/バガボンド』では鮮烈なキャラクター変身で一層の注目を集めた。
最近のトレンドを最もよく表現しているとされるのが、11月18日生まれのハン・ソヒだ。ロマンスからアクションにいたるまで、ジャンルを問わず“理想的な女主人公”を見事に演じて昨今のドラマ界を代表する女優に上り詰めた。
また、飾り気のない振る舞いと礼儀を兼ねそなえているという点も高く評価されている。ハン・ソヒの動向には世界のファンが関心を寄せており、演技から離れた一人の人間としての魅力にも注目が集まっている。
まさに現在進行形といえるハン・ソヒの成長は、今後もファンの期待を裏切らないだろう。
現在の韓国芸能界をけん引する94年生まれのスターたち。最近は彼らをロールモデルに掲げる新人アイドルや俳優も続々と登場しており、今後の活躍が一層注目されそうだ。
（記事提供＝OSEN）
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