かつて、“故意の抜歯”で兵役逃れを疑われた歌手のMCモン(本名シン・ドンヒョン)が、裁判所の証人召喚に応じず、過料を払うことになったと伝えられた。
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2月28日、『アジア経済』の報道によると、前日にソウル南部地裁で行われた「コイン上場裏金」事件の公判では、MCモンに対して300万ウォン(約30万円)の過料が言い渡されたという。彼は昨年12月と今年1月、2月の計3回にわたって証人召喚状を送付されたが、裁判所に出席しなかったという。
裁判所は「シン氏以外の証人の陳述が交錯しており、証人尋問の必要性がより一層高まった」とし、「次の期日にも出てこなければ、拘引状を発行する」と明らかにしている。
なお、今回の裁判の被告人は、元プロゴルファーのアン・ソンヒョン、Bithumbホールディングスのイ・サンジュン前代表、女優パク・ミニョンの元恋人でBithumbの実所有者疑惑を受けているカン・ジョンヒョン、コイン発行会社の関係者の4人だ。
先立って検察は、女優ソン・ユリの夫として知られるアン・ソンヒョンが、仮想資産取引所Bithumbの実所有主疑惑を受けているカン・ジョンヒョンとの親交を利用して、裏金を受け取ったのではないかと捜査を行った。MCモンは、アン・ソンヒョンとカン・ジョンヒョンの間で、計50億ウォン(約5億円)の資金がどのような理由で移動したのかを明らかにするための証人として名指しされた。
報道によると、アン・ソンヒョンとイ・サンジュン前代表氏は公訴事実を全面否認したが、カン・ジョンヒョンは容疑を全て認めており、30億ウォンのほかに追加で20億ウォンを提供したと主張した。アン・ソンヒョンは2022年1月、MCモンが社内理事だった芸能事務所ビッグ・プラネット・メイド・エンターに、カン・ジョンヒョンから200億ウォンの投資を受けられるようにする代価として、持株5%を取得することにし、これに対する保証金の名目で現金20億ウォンを受け取ったと検察は判断している。
MCモンも持株5%の約束を受けたが、同年4月、MCモンは米7万ドルを海外に搬出しようとして税関に摘発された。これにより実際の投資は失敗に終わったにもかかわらず、アン・ソンヒョンが20億ウォンを返還しなかったとカン・ジョンヒョンは主張したという。
(記事提供=OSEN)
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