人気ガールズグループKARAのパク・ギュリと『キム秘書はいったい、なぜ？』女優のパク・ミニョンが元恋人と関連した疑いで参考人調査を受けて、衝撃を与えている。
ソウル南部地検・金融調査1部（イ・スンヒョン部長検事）は2月20日、美術品と連携した仮想通貨（コイン）を発行したP社代表のソン氏を資本市場法違反と詐欺の容疑で捜査中と明らかにした。
ソン氏は仮想通貨を発行して広報する過程で虚偽情報を流布して相場を操作するなど、詐欺や資本市場法違反の疑いが持たれている。
検察はソン氏を取り調べる過程で、ソン氏の元恋人であり、当時P社の美術品ギャラリーキュレーターを務めていたパク・ギュリを参考人として呼んで取り調べたという。
また検察は、パク・ギュリがその仮想通貨を保有して販売した状況をつかみ、具体的な経緯を確認している。
これに対してパク・ギュリの所属事務所は同日に立場文を発表し、「捜査機関に参考人として召喚された事実はあるが、関連事業とは関係がない」と主張した。
所属事務所側は「仮想通貨事業と関連して不法行為に加担しておらず、いかなる不当な利益も取得していないことを明確に疎明した」とし、「美術品連係の仮想通貨事業といかなる関連もないが、関連捜査に最大限に協力する」と明らかにした。
パク・ギュリとソン氏は共通の関心事である美術を通じて恋人に発展し、2019年から公開熱愛を続けてきた。ソン氏は地方の某建設会社の創業主の孫で、パク・ギュリの年下の恋人として注目されたりもしたが、2021年に飲酒運転の疑いで物議をかもして議論となり、最終的に2人は同年9月に破局した。
パク・ギュリの今回の事件で、女優パク・ミニョンの検察捜査も同時に注目されている。
先立って2月14日、仮想通貨取引所「Bithumb」の実質的な所有主として知られたカン・ジョンヒョン氏の元恋人であるパク・ミニョンは検察召還調査を受けた。
ソウル南部地検・金融調査2部（チェ・ヒマン部長検事）は2月13日、パク・ミニョンを参考人として呼び、カン容疑者がBithumb関係会社から不当利得を取得する過程に関与したかどうかを調べた。
捜査の過程でBithumb関係会社が発行した転換社債の借名取引（証券取引などで取引者本人以外の名義を使用して行う取引のこと）にパク・ミニョンの名前が使われた状況を確保し、数億ウォン（数千万円）台の差益が発生した事実も捕捉されたという。
これと関連してパク・ミニョンの所属事務所側は、調査を受けた事実は認めながらも、一部の“出国禁止説”に対しては「現在、出国禁止状態ではない」と否認した経緯がある。パク・ミニョンは検察の取調べで、自分とは関連がないという趣旨で主張したとされる。
パク・ミニョンとカン氏の交際事実は昨年9月、メディアの報道を通じて公開された。しかしカン氏が2020年から2021年9月までBithumb関係会社である「INBIOGEN」と「バケットスタジオ」の代表である妹のカン・ジヨン氏を通じてBithumbを実質的に支配し、株価操作に加担した疑いが持たれている事実が知らされ、大きな議論となった。
パク・ミニョンは熱愛報道後、すぐにカン氏と決別。パク・ミニョン所属事務所側は当時、「パク・ミニョンがカン・ジョンヒョン氏から多くの金銭的支援を受けたということは決して事実ではない」と釈明した。
検察は2月20日、カン氏を特定経済犯罪加重処罰法上の背任・横領、資本市場法上の詐欺的不正取引疑惑で拘束起訴した。
パク・ギュリとパク・ミニョンが実際に詐欺や株価操作に加担したのかどうかは今後の捜査を見守る必要があるが、元恋人の問題で口をつぐんだ2人の歩みが衝撃を与えている。
◇パク・ギュリ プロフィール
1988年5月21日生まれ。1995年に子役としてデビューし、2007年にKARAのメンバーとして本格的に音楽活動をスタートさせた。KARAの活動当初はリーダーとしてグループを牽引し、美しいビジュアルでファンから「女神」と呼ばれていた。女優に転向した2016年からは、ドラマ『蒋英実』『恋の花が咲きました』、映画『2つの恋愛』『サヨナラの伝え方』『Beautiful Food』『Revive by TOKYO24』などで安定的な演技を披露しながら女優としてのキャリアを積んでいる。
◇パク・ミニョン プロフィール
1986年3月4日生まれ。2005年にテレビCMで芸能界入りし、2006年放送のドラマ『思いっきりハイキック！』の出演で顔を知られた。男装のヒロインを務めた『トキメキ☆成均館スキャンダル』でブレイクし、その後も『シティーハンター in Seoul』や時代劇『七日の王妃』といったドラマ作品で優れたビジュアルと演技力を発揮。特に2018年に放送された『キム秘書はいったい、なぜ？』は日本でも大きな人気を博し、2022年放送の『気象庁の人々：社内恋愛は予測不能!?』でも多くの注目を集めた。
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