BLACKPINKのジェニーが“ソロ”で新しい魅力を爆発させた。
アマゾンプライムビデオでも配信中のバラエティ番組『アパートメント404』(tvN)が視聴率2.746%(ニールセンコリア全国基準)を記録し、ケーブルテレビのデイリー順位1位で出発した。
番組自体はこれまでのリアリティ推理バラエティと大きな変わりはないが、高い話題性で放送後、ツイッターのリアルタイムトレンドでも1位を記録している。
その話題性の中心には、ジェニーがいた。ジェニーはユ・ジェソク、チャ・テヒョン、オ・ナラ、ヤン・セチャン、イ・ジョンハと一緒に、ミステリーを暴く入居者6人のうちの1人としてレギュラー出演中だ。
『アパートメント404』は、2018年にジェニーが出演したバラエティ番組『ミチュリ8-1000』(SBS)のチョン・チョルミンPDが演出を担当。ジェニーは当時、一緒に番組に出演した“国民MC”ユ・ジェソクとも5年ぶりに再会だ。
当時の放送でジェニーは、出演者からの愛を独り占めした。田舎生活が初めてだというジェニーのためにヤン・セヒョンが迎えに行き、キム・サンホが世話をするなど、愛情をたっぷりと受けた。残念ながらシーズン2は、スケジュールの問題で出演できなかった。
『アパートメント404』の第1話でユ・ジェソクは、ジェニーに「その当時もスターだったが、今は動く企業だ」と話した。その言葉通り、再会したジェニーは2023年のカンヌ国際映画祭で190万ドル(約2億9000万円)のメディア価値を創出し、イギリスのチャールズ国王から名誉大英勲章まで授与されたグローバルスターとなった。
それでもジェニーは視聴者に、親しみやすくラブリーな魅力で接近した。大胆な推理力とギャップで存在感を示した。バラエティ力も5年前より、さらにグレードアップした。
『ミチュリ』時代には番組の“末っ子”だったが、今は立派なバラエティ5年目だ。BLACKPINKとしてはデビュー8年目になった。今は先輩になった自分の立場を実感している。
ジェニーは「海外で働いて帰ってくると、私はもう完全にアイドルの先輩になっていた。後輩たちが7歳も若い」と話した。
2023年12月末、BLACKPINKは「別々に、時に一緒に」という戦略を選んだ。グループ活動に対するマネジメント契約だけをYGエンターテインメントと締結し、ソロ活動については各自で歩くことにした。
ジェニーは個人事務所「ODD ATELIER(OA)」を設立し、独り立ちに乗り出した。
最近、『イ・ヒョリのレッドカーペット』(KBS2)に出演したジェニーは、「7年間を共にした会社とグループ活動はする。個人活動を自由に気楽にやってみたい気持ちで、慎重に会社を設立することになった」と明らかにした。
これまでBLACKPINKとしてカリスマ性のある姿を見せてきたジェニーは今後、自由で安らかな魅力を思う存分に発揮するものと期待を集めている。
◇ジェニー プロフィール
1996年1月16日生まれ。2016年にBLACKPINKのメンバーとしてデビュー。グループ内ではメインラッパーとサブボーカルを担当。2018年に『SOLO』でソロデビューを果たす。同曲のミュージックビデオの再生回数は4億件を超えた。ファッションブランド「シャネル」のビューティーアンバサダーとしても活躍。どんなアイテムも難なく着こなし、「存在そのものがブランド」と呼ばれるほど圧倒的な存在感を放っている。
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